アーツ前橋

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[メールマガジン] 準備号3(バックナンバー)

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アーツ前橋 メールマガジン 準備号3

2013年8月15日発行

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アーツ前橋は、2013年10月26日にいよいよグランドオープンいたします!
本メールマガジンでは、グランドオープンまでに開催されるイベント情報などを準備号として配信いたします。
お知り合いやお友達への転送、SNSやブログ等への転載も大歓迎です!!

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● INDEX ●

(1)締め切り間近のイベントご案内
  ・アートスクールSコース
  ・アートヨガ

(2)プレオープン展示、好評開催中!

(3)イベント参加・募集のご案内
  ・パフォーマンス in アーツ前橋
 
(4)アートのとびら by 住友館長 vol.2

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●(1)締め切り間近のイベントのご案内 ●

■アートスクールSコース「アーツ前橋を裏側からつくる」(サポーター養成講座)受講生募集

アーツ前橋のサポーター(ボランティア)として活動してみませんか?
アートスクールSコースとして、オリエンテーションと研修を行います。
第2回は、展覧会や地域アートプロジェクトを観覧し、記者の視点を交えながら感想を共有します。
情報発信に興味のある方もぜひご参加ください。

★第1回の締め切りは、8月22日(木)

詳細・申込方法→ http://www.artsmaebashi.jp/?p=1768

 

■アートヨガ(プレオープン展示「コレクション+ からだが語る」関連事業)

ヨガインストラクターの渋木さやかさんとアート鑑賞とヨガでココロもカラダもデトックスします

★締め切り:8月15日(木)→お申込を延長していましたが、19日に締め切りました。

詳細・申込方法→ http://www.artsmaebashi.jp/?p=1996

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●(2)プレオープン展示、好評開催中! ●

7月4日より開催中のプレオープン展示「コレクション+ からだが語る」は、いよいよ9月1日まで。
お見逃しなく!

○会期:9月1日までの木~日曜日(月~水は休館日)
○時間:午後1~7時

詳しくは→ http://www.artsmaebashi.jp/?p=1654

【関連事業】

▼写真で語る・言葉で語る(Facebook)
プレオープン展示「コレクション+ からだが語る」は写真撮影が可能です。
展覧会会場で撮影をした写真やコメントを共有するプロジェクトがFacebookにて行われています。
アーツ前橋での展示を楽しんでいただいた後に、皆さんの「発見」や「驚き」や「感動」を他の来場者の方と共有してください!

詳細→ https://www.facebook.com/events/149854418537852/

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●(3)イベント参加・募集のご案内 ●

■パフォーマンス in アーツ前橋 – 鈴木ユキオ 「licking the dust」/ 村田峰紀「ドロー」

コンテンポラリーダンサー・鈴木ユキオと、前橋市出身のアーティスト・村田峰紀が、それぞれ自身の肉体を使い、パフォーマンスを行います。
アーツ前橋の空間を活かした、ここでしか体験することができない公演を、ぜひご覧ください。

○日時:8月31日(土) 午後7時半から
○場所:アーツ前橋 地下ギャラリー
○入場無料
○定員100名(当日先着順)
※当日は、午後6時よりアーツ前橋受付にて整理券を配布します。

この事業は群馬県立女子大学の芸術プログラム「芸術の現場へ3(コースI)」との連携事業です。ワークショップを通して学生スタッフが公演を創ります。

詳しくは→ http://www.artsmaebashi.jp/?p=1964

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●(4)アートのとびら by 住友館長 vol.2 ●

 前回のメールニュースで紹介したヴェネツィア・ビエンナーレを上回る注目を集める美術展が、5年に一度ドイツのカッセルで行われる「ドクメンタ」です。ナチス政権時代に同時代の芸術を排除し社会が寛容さを失ったことを繰り返してはならないと1955年にはじまり、新しい美術の動向を示す企画性を最大限に押し出す展覧会として評価を高め、昨年で第13回を数えました。「ドクメンタ13」は大きな美術館と古くからある宮殿の一部や庭園、そして街のなかの空き店舗にまで、さらに実はエジプト、アフガニスタン、カナダにまで展示場所を広げた非常に野心的な企画でした。世界中の多様な価値観を持つ人たちが、いろいろな知恵と感性を持ち寄り、今の社会の課題に真剣に取り組み、明日の社会を切り開いていこうとするような迫力も感じます。しかし、いっぽうでヨーロッパのエリートや金持ちたちが、世界の中心に自らを位置づける仕組みを強化しているという批判も多く聞かれました。現代社会における多様さを肯定するには、逆に何が均質化や抑圧の力として働いているのかについて考える必要もあるのでしょう。

 さて、アーツ前橋のアーカイヴでも見られるそのカタログは、渋い緑色一色のシンプルなデザインです。これまでも例えば1972年の第5回はファイル形式を採用し、1987年の第8回は分冊型にするなど、当然、毎回ポスターやカタログのデザインにも高い関心が寄せられます。第13回はタイトルも「dOCUMENTA」と大文字で始まる英語表記のルールを変える試みもおこなっています。

 緑色と小文字―ここにも、ある思想が込められています。それは、西洋に由来する近代合理主義の行き詰まりをどうやって乗り越えるか、という主題と関わっています。まず、自然に寄り添う姿勢を感じるさまざまな植物や生き物と関わる作品が多く展示されていたのが特徴でもありました。そして、新しい物を作りだしては捨ててきた発展型の社会ではなく、再利用や共有することで維持可能な社会を目指すメッセージとして、唯一性/独自性を強調する大文字の使用ではなく、個人の日常的な営みに近い小文字が持つ感覚がデザインで表現されているのではないかと思います。
 アートの面白さは、たんに造形的な側面だけに注目していると分からないことが多いと思います。形や色やデザインに現れてくる、その背景に込められた意味や思想についても考えてみることで、自分の生き方や社会のありかたを豊かにしていくヒントがいろいろあるものなのです。(終)

※連載名を「海外アート情報 by 住友館長」から改題しました。

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