アーツ前橋

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[メールマガジン] vol.5(バックナンバー)

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アーツ前橋 メールマガジン vol.5

2014年3月17日発行

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ついに、春の2つの企画展が開幕しました。 本メールマガジンでは、アーツ前橋の旬な情報をお届けいたします。 お知り合いやお友達への転送、SNSやブログ等への転載も大歓迎です!!

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● INDEX ●

(1)イベントカレンダー

(2)Art Meets 01 津上みゆき/狩野哲郎

(3)白川昌生 ダダ、ダダ、ダ 地域に生きる想像☆の力

(4)アーツ前橋サポーター活動中!~地域アートプロジェクト編その1~

(5)カフェ「ROBSON COFFEE ARTS MAEBASHI」

(6)ショップ「アートショップ AO アーツ前橋店」

(7)アートのとびら by 住友館長 vol.7

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●(1)イベントカレンダー ●

■3月16日(日) ○白川昌生展 アーティストトーク
http://www.artsmaebashi.jp/?p=3186

■3月21日(金・祝) ○白川昌生展 学芸員によるギャラリーツアー
http://www.artsmaebashi.jp/?p=3186

■3月29日(土) ○メンバーシップ交流イベント 春 ~音楽とカフェの時間~
http://www.artsmaebashi.jp/?p=3464

■3月30日(日) ○白川昌生展 学芸員によるファミリーギャラリーツアー「白川昌生を親子で楽しむ」
http://www.artsmaebashi.jp/?p=3186

■4月13日(日) ○白川昌生展 駅家の木馬祭り ○駅家の木馬祭りを記念して、この日は観覧料無料!
http://www.artsmaebashi.jp/?p=3186

■4月26日(土) ○Art Meets 01展 学芸員による鑑賞ツアー
http://www.artsmaebashi.jp/?p=3140

■4月29日(火・祝) ○白川昌生展 学芸員によるギャラリーツアー
http://www.artsmaebashi.jp/?p=3186

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●(2)Art Meets 01 津上みゆき/狩野哲郎 ●

中堅アーティストを紹介する企画展「Art Meets」。 初回は、風景を表現する作家、津上みゆき(1973年生まれ)と狩野哲郎(1980年生まれ)です。 津上みゆきは「View」と名付けられたシリーズで、自分を含めた時間や場所が変化する風景を主観的に描き出します。 一方、狩野哲郎は、環境を客観的に認識しようとし、生きものの視点による新しい機能や意味を見出そうとするインスタレーションを発表しています。 ふたりのアーティストが切りとった、それぞれの世界の見え方や認識をお楽しみください。

○会期:2014年3月8日(土)~2014年6月10日(火)

○開館時間:11:00~19:00まで(入館は閉館の30分前まで)

○休館日:水曜日

○観覧料:無料

○会場:アーツ前橋 1階 ギャラリー1

詳しくは→ http://www.artsmaebashi.jp/?p=3140

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●(3)白川昌生 ダダ、ダダ、ダ 地域に生きる想像☆の力

1970年代にフランス/ドイツに滞在し、当時の欧米における芸術運動に触れ、帰国後は群馬にアトリエを構え、現在まで赤城山の麓で制作活動を続けている白川昌生の個展を開催します。 白川は、欧米や都市部を中心とした芸術における支配的な価値観に対して批評的な距離をとり、自らが生活する地域の歴史や文化に着目し、作品制作のみならず、展覧会の企画や執筆活動も含めた広範な表現活動を行ってきました。 本展では、こうした活動を概観するために白川がヨーロッパ滞在中に制作したコンセプトノートから、今回の展覧会のための新作、そして白川と関わりの深い次世代の作家との共同制作をご紹介いたします。

○会期:2014年3月15日(土)~2014年6月15日(日)

○開館時間:11時~19時(入館は閉館の30分前まで)

○休館日:水曜日

○観覧料:一般600円(400円) 大学生400円 65歳以上400円 高校生以下無料

※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方は無料(付添人1名まで無料)
※()内は10名以上の団体料金 ※4月13日(日)は、「木馬祭り」のため無料
※トワイライト割引(17時以降の入館)400円 ※毎月22日は、ペア割引800円/2名

詳しくは→ http://www.artsmaebashi.jp/?p=3186

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●(4)アーツ前橋サポーター活動中!~地域アートプロジェクト編その1~ ●

アーツ前橋サポーターとは、アーツ前橋で開催する企画や事業のボランティアでお手伝いをする人たちのことです。

アーツ前橋が館外に出ていく地域アートプロジェクトでは、サポーターの力が不可欠です。 サポーターのもっている力を活かしていただいた活動のひとつが、きぬプロジェクト「ファッションの図書館」です。 本プロジェクトでは、思い入れのある衣服を市民の方々から集めましたが、サポーターの方も寄贈してくださったり、お知り合いに声をかけて服にまつわるエピソードとともに集めてきてくださいました。 美術の専門家である学芸員だけでは届かない場所や人々へ、サポーターのネットワークを活かすことでアーツ前橋の活動を広げることができました。

あなたもサポーター活動を通して、アーツな輪を広げてみませんか?
詳しくは→ http://www.artsmaebashi.jp/?page_id=194

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●(5)カフェ「ROBSON COFFEE ARTS MAEBASHI」 ●

■15日より白川昌生展をイメージしたオリジナルスイーツが登場!!

■ランチセット(11:00~14:00) ランチセットでは、週替わりのサンドウィッチを3種類の中から選べます。 新メニュー、男性にもお勧めのボリューミーなサンドウィッチがスタートしました。第一弾は『ボリュームてりやきサンド』。前橋といえば「豚肉」ということで、豚肉をほんのり生姜風味の照り焼きソースにからめ野菜とサンドした、ボリューミーなサンドウィッチとなっております。是非ご賞味ください。

■コーヒーブレイクタイム(14:00~17:00) ケーキとドリンクをご注文で、お得なブレイクタイムプライスでご用意しております。 この機会に是非お試し下さい!

皆様のご来店お待ちしております。

(店長:橋爪)

【情報発信中】フォロー&いいね!よろしくお願いします!
twitter: https://twitter.com/ROBSON_COFFEE
Facebook: http://www.facebook.com/robsoncoffee.artsmaebashi

○営業時間:
月曜、火曜、木曜、日曜・・・10時30分~20時30分
金曜、土曜・・・10時30分~22時

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●(6)ショップ「アートショップ AO アーツ前橋店」 ●

「白川昌生 ダダ、ダダ、ダ 地域に生きる想像☆の力」白川昌生氏の書籍販売中!

いよいよ春到来!新しい展覧会がスタートしました。 展覧会をより楽しむために関連商品も入荷予定です。ぜひショップをご活用ください。

◎「白川昌生 ダダ、ダダ、ダ 地域に生きる想像☆の力」展覧会図録 本体1,800円+税(AOアーツ前橋店のみの特別価格!) 白川昌生氏 著書の書籍や関連書籍も多数入荷!

■「Art Meets 01 津上みゆき/狩野哲郎」関連商品のご案内
◎津上みゆき 作品集「Four Series Called“View” 津上みゆき作品集2005-2012」 ソフトカバー 本体3,200円+税 / ハードカバー 本体7,000円+税
◎津上みゆきポストカードセット5枚組 本体700円+税

◎狩野哲郎 「ヴァンジ彫刻庭園美術館 開館10周年記念展 庭をめぐれば」本体1,800円+税

その他、今月は春を彩る美しい女性のための「女の子フェア」開催中! 素敵なアクセサリーや女性にプレゼントしたい可愛い本を特集しています。

【商品情報配信中】フォローよろしくお願いいたします!
Twitter: https://twitter.com/AOartsmaebashi1
ブログ(毎週金曜日に更新):http://www.seigensha.com/ao/

(店員:鈴木)

○営業時間:11時~19時
○休業日:水曜日

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(7)アートのとびら by 住友館長 vol.7

アーツ前橋の総合受付横にあるアーカイヴコーナーのちょうど真ん中あたりには、美術の理論書が何冊か並んでいます。私が若い頃に影響を受けたジョン・バージャーというイギリスの批評家の『イメージ Ways of Seeing』(1986年)もそのなかの一冊です。

この本の魅力は、美術を作品のなかに留まらせずに、複製技術などによって変化している現実の社会のなかに置いて語っている点です。日常生活で接する広告や記録写真が比較対象として頻繁に登場するので、視覚文化的なコミュニケーションの分析になっています。

冒頭にすごい言葉があります。「世界における我々の位置を決めるのは、見ることなのである」。言葉よりも見ることによって、私たちが世界との関係をどう認識しているかにバージャーは強く関心を寄せているのです。「我々の視覚は常に活発に動いており、いつもまわりに円状にものを張りめぐらし、我々が現実と呼ぶものを構成する」というのも、いつも無意識におこなっているような当たり前の行為なのですが、あらためて文章で確認すると、見るということが生きるうえでとても意味のあることに思えてきます。

ちょうど始まったばかりの〈Art Meets 01〉展に参加している、津上みゆきさんの絵画作品のことも思い出されます。小さなスケッチブックに描かれたある場所/時間の風景が作家の記憶や運動によって、ひとつの絵画作品に結実していくのは、まさにバージャーが「見ること」について語っていることのようにも感じられます。また、彼は特権的な人や場所に芸術が囲われていた時代が終わった、と繰り返し述べ、その自由度を重要視しています。表現するテーマや用いる素材は、歴史的にみて複製技術の登場によって大きく変わったと主張するのです。津上さんと一緒に展示している狩野哲郎さん、それと15日から始まる個展「白川昌生 ダダ、ダダ、ダ」でも、こうした20世紀における表現の〈民主化〉を反映した異なる世代の作家たちの作品を見ていただくことができます。何気なく毎日おこなっている、「見ること」をあらためてじっくりと考えてみるような機会になれば幸いです。

 (終)

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