アーツ前橋

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[メールマガジン] vol.13(バックナンバー)

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アーツ前橋 メールマガジン vol.13

2014年11月27日発行

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11月29日(土)は、「いい(11)ふく(29)」の日のため、開催中の展覧会「服の記憶 – 私の服は誰のもの?」が無料です。
この機会にぜひお出かけください!

本メールマガジンでは、アーツ前橋の旬な情報をお届けいたします。
お知り合いやお友達への転送、SNSやブログ等への転載も大歓迎です!!

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● INDEX ●

(1)イベントカレンダー

(2)服の記憶 – 私の服は誰のもの?

(3)アーツ前橋 あかりプロジェクト – 街へひろがる光

(4)アーティストのヘヴン・ベク滞在制作中!

(5)アートスクール2014 ~アートでつなぐ ひと・もの・こと 講座シリーズ

(6)アーツ前橋サポーター活動中!~服の記憶編その3~

(7)カフェ ROBSON COFFEE ARTS MAEBASHI

(8)ミュージアムショップ mina

(9)アートのとびら by 住友館長 vol.15

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●(1)イベントカレンダー ●

■11月29日(土)
○服の記憶展 観覧無料デー

■12月1日(月)
○馬場川、アーツ前橋ライトアップ開始

■12月13日(土)
○アートスクールSコース受講生によるワークショップ
○「ひかりの実」ワークショップ

■12月14日(日)
○服の記憶展 学芸員によるギャラリーツアー
○「ひかりの実」ワークショップ

■12月20日(土)
○第3回アートスクール2014 講師:瀬谷ルミ子

■12月21日(日)
○服の記憶展 学芸員によるファミリーギャラリーツアー

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●(2)服の記憶 – 私の服は誰のもの? ●

服の様々な役割を考える展覧会である本展、前橋市出身のNIGO氏の貴重なビンテージコレクションや、前橋市の横室地区に伝わる歌舞伎衣装、桐生を中心に残る銘仙を撮影した石内都氏の写真作品からは、服が誰かの想いや記憶を伝える媒体であり、クリエイティブな発想の源であることが伝わってきます。

○会期:2014年10月10日(金)~2015年1月13日(火)

○開館時間:11時~19時まで(入館は閉館の30分前まで)

○休館日:水曜日

○観覧料:大人600 円(400 円)、学生・65 歳以上400 円、高校生以下無料
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方は無料(付添人1名まで無料)
※( )内は10名以上の団体料金
*11 月29 日(土)は「いい(11)ふく(29)」の日のため無料
*本展会期中割引、以下の条件でご来館の方は、入館料が400 円となります
・ドレスコード割:手作りの服飾品を身につけてきた方
・トワイライト割:開館中の17 時以降に入館された方

○参加作家(五十音順)
青木正一
新井淳一
アンリアレイジ
石内都
シアタープロダクツ
STORE
NIGO
平野薫
FORM ON WORDS

学芸員による鑑賞ツアーや写真家・石内都のトークなど、関連イベントもお楽しみに。

詳しくは→ http://www.artsmaebashi.jp/?p=4120

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●(3)アーツ前橋 あかりプロジェクト – 街へひろがる光 ●

アーティストの高橋匡太氏によるライトアップを行います。アーツ前橋と馬場川通りを中心にライトアップを行い、光のデコレーションが街を彩ります!
また、だれでも簡単に作って飾れる「ひかりの実」を作るワークショップも開催。みんなで「ひかりの実」を飾りつけましょう!

ライトアップ期間:12月1日~1月13日

○「ひかりの実」ワークショップ
日時:12月13日(土)、14日(日)16:00~19:00
場所:アーツ前橋
※詳細は近日中にアーツ前橋公式サイトに掲載します

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●(4)アーティストのヘヴン・ベク滞在制作中!●

現在、千代田町2丁目に位置するアーティストの滞在制作スペース「竪町スタジオ」にて、韓国から招聘したアーティストのヘヴン・ベクが滞在制作中です。
制作した作品の発表なども行います。滞在は12月26日までを予定しています。
※詳細は近日中にアーツ前橋公式サイトに掲載します

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●(5)アートスクール2014 ~アートでつなぐ ひと・もの・こと 講座シリーズ ●

「たくさんの答え」を様々な角度から知ることで、アートに少し近づくきっかけを提供し、さまざまな問いを立てることによってアートを拓いていく連続講座です。連続受講も1回のみの受講も可能です。

詳しくは→ http://www.artsmaebashi.jp/?p=4365

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●(6)アーツ前橋サポーター活動中!~服の記憶編その3~ ●

アーツ前橋サポーターとは、アーツ前橋で開催する企画や事業のボランティアでお手伝いをする人たちのことです。
現在進行中のアートスクールSコースでは、服の記憶展会期中にアーツ前橋の館内で実施する普及プログラムの企画を受講生と練っています。
ものづくりを体験したり、アーツ前橋に足を運んでもらう仕掛けや来館者がアーツ前橋に親しみを感じたり、来館して感じたことを共有できるような場づくりなどを考えています。
企画は12月13日に開催する予定です。

あなたもサポーター活動を通して、アーツな輪を広げてみませんか?
詳しくは→ http://www.artsmaebashi.jp/?page_id=194

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●(7)カフェ ROBSON COFFEE ARTS MAEBASHI ●

寒さがどんどん増してきましたね。寒い季節はやはり温かいコーヒーですね!!

【今月のお勧めスペシャルティコーヒー】

エルサルバドル産(サンカルロス)

クリーンカップでキャラメルを思わせるナッティ―系な甘味とアプリコットやパッションフルーツといったフルーティー系な甘味が絶妙なバランスで混ざり合う甘さを感じさせてくれる。味わい深いコーヒー豆となっております。

 
【コーヒータイムセット!!】
14:00~17:00の時間帯のみ、コーヒーとセットでロブソンコーヒー自慢のスイーツがお楽しみいただけます!
・『コーヒー屋のフレンチトースト』と『ドリンク』で¥1150
・『本日のケーキ各種』と『ドリンク』で¥770
と、リーズナブルでお気軽にコーヒーとスイーツをお楽しみ頂けます。この時間帯を是非お見逃しなく!!!

皆様のご来店心よりお待ちしております!お気軽にお立ち寄り下さいませ!

(店長:橋爪)

【情報発信中】フォロー&いいね!よろしくお願いします!
twitter: https://twitter.com/ROBSON_COFFEE
Facebook: http://www.facebook.com/robsoncoffee.artsmaebashi

○営業時間:
月曜、火曜、木曜、日曜・・・10時30分~20時30分
金曜、土曜・・・10時30分~22時

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●(8)ミュージアムショップ mina ●

木の葉も色付き、そろそろ冬支度の季節ですね。minaでは、手織りマフラーを多数入荷しています。
感性のままに多様な色を織り込んださをり織りや、自然が織り成す色を楽しめる草木染め、羊毛を手つむぎしたものなど、どれも手作りならではの温かみがあるものばかりです。
カラフルなものも多いので、冬のファッションのアクセントにオススメです。

○展覧会関連商品 絶賛発売中!

「服の記憶」展の関連商品を引き続き販売中です。

参加アーティスト書籍の他、新井淳一氏のストールや、シアタープロダクツの型紙、STOREの長袖Tシャツ、ワンピースなどを展覧会 会期中の期間限定で販売しています。STOREの商品は全て配色が違う1点もの。自分にぴったり合う配色を探す時間も楽しめます。
シアタープロダクツの型紙は、シアタープロダクツの店舗などでも手に入らないレアな商品。自分の好きな布でデザイナーデザインのTシャツや布バッグが作れます。ロゴが入ったメダルキーホルダーも入荷していますよ。

(店員:千木良)

【商品情報配信中】いいね!よろしくお願いいたします!
Facebook: https://www.facebook.com/mshop.mina

○営業時間:11時~19時
○休業日:水曜日

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●(9)アートのとびら by 住友館長 vol.15 ●

現在、ご好評をいただいている展覧会「服の記憶」にはデザイナーとアーティストが両方とも参加しています。よく私が尋ねられる質問に、デザインとアートはどう違うの?というものがあります。明確な線引きはなかなか難しいのですが、デザイナーはより多くの人の共感や関心を惹き付けるために仕事をしますが、アートはそうとは限りません。アートは、個人やけっして多数ではない人の感性や価値観に触れることにも意義を認める表現分野です。

現代の日本人デザイナーのなかで、このデザインとは何かという問いかけにこだわっている第一人者に原研哉氏がいます。その名も『デザインのデザイン』(2003年、岩波書店)は彼がデザインの役割や問題点について日々考えていることが丁寧に書かれています。この本のはじめの章はまさに「デザインとは何か」なのですが、デザインという考えの誕生を19世紀の半ばのイギリスに遡って捉えようとしています。その担い手は、ジョン・ラスキンとウィリアム・モリスです。そして、彼はデザインの発生についてこう書いています。

 おそらくは市民社会の成熟とともに、芸術とは異なる感受性、すなわち「最適なものや環境を生み出す喜びやそれを生活の中に用いる喜び」といったものが地下水脈のように十九世紀半ばの市民社会の中にこんこんと蓄えられてきたはずである。そういう意識が、機械生産による粗雑な日用品の発生をきっかけとして社会の表面に噴出したのである。(同書 5p.)

産業革命の時代に繊細な手仕事が持つ美意識を大切にした心が、今私たちがデザインと呼ぶものの源流である、と。もちろんその後機械の性能は飛躍的に向上し、デザイナーの要求に応えることも可能になったが、日常の繊細な意識から美しいデザインが生まれるのは今も変わらない。原研哉が重視するのは、そういう暮らしの基本的な美意識が、社会を批評的に映し出すような側面である。そうなると、デザインはアートに接近することがあるかもしれない。私が知る限り、有名なデザイナーたちはこうした感性の働きを学び取るためにアート作品をよく見ている。それはきっと個人というミクロな感性に、社会の変化を読み取ることができるからだろう。

先日刊行された「服の記憶」展の図録にも、展示作品の解説とともに、流行や新しさではなく、歴史と社会のなかにこうした服と私たちの関係を置いた研究者たちの論考が収録されました。ぜひご覧ください。

(終)

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