アーツ前橋

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[メールマガジン] vol.28(バックナンバー)

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アーツ前橋 メールマガジン vol.28

2016年2月23日発行

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春の2人展「Art Meets03 石塚まこ/康(吉田)夏奈」と個展「田中青坪 永遠のモダンボーイ」が3月19日(土)より始まります。春のお出かけにぜひアーツ前橋へお越しください。

本メールマガジンでは、アーツ前橋の旬な情報をお届けいたします。
お知り合いやお友達への転送、SNSやブログ等への転載も大歓迎です!!

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● INDEX ●

(1)イベントカレンダー

(2)企画展「Art Meets03 石塚まこ/康(吉田)夏奈」

(3)企画展「田中青坪 永遠のモダンボーイ」

(4)第50回記念展 前橋市民展(書道部門)

(5)萩原留美子滞在制作

(6)あーつひろばに参加しよう!!

(7)アーツ前橋運営評議会情報

(8)カフェ ROBSON COFFEE ARTS MAEBASHI

(9)ミュージアムショップ mina

(10)アートのとびら by 吉田学芸員 vol.29

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●(1)イベントカレンダー ●

■アートスクール第2回講演会
○テーマ:「映画『FOUJITA』をかたる」
○日時:2月27日(土)14時~16時
○会場:シネマまえばし
○講師:小栗康平(映画監督)
○定員:100名(先着順)
○対象:どなたでも
※定員間近です。定員到達後はキャンセル待ちになります。

■アートスクール第3回講演会
○テーマ:「障害とアートが社会をかえる」
○日時:2月28日(日)14時~16時
○会場:シネマまえばし
○講師:岡部太郎(一般財団法人たんぽぽの家 事務局長)×長津結一郎(NPO法人多 様性と境界に関する対話と表現の研究所代表理事)
○定員:100名(先着順)
○対象:どなたでも

※アートスクールは事前電話申し込みが必要です。

詳しくは→http://www.artsmaebashi.jp/?p=6729

■学芸員によるギャラリーツアー(田中青坪展)
○日時:3月19日(土)14時~15時
○会場:アーツ前橋地下ギャラリー
○参加費:無料(要鑑賞券)〔申込不要〕

■「舟がなくても行ける ’よその国 ’さがし」ワークショップ(Art Meets03関連イベント)
○日時:3月20日(日)14時~17時
○会場:アーツ前橋スタジオ
○内容:前橋市内(又は群馬県内)で様々な外国と結びつく場所や風景を探索
○講師:石塚まこ
○申込:電話にて事前申込
○定員:15名

■群馬交響楽団メンバーによるギャラリーコンサート「記憶の音 色彩あふれる絵画とともに」
○日時:3月21日(月・祝)15時開演
○会場:アーツ前橋地下ギャラリー
○出演:群馬交響楽団メンバーによる弦楽四重奏
○観覧料:無料(要当日観覧券)

詳しくは→http://www.artsmaebashi.jp/?p=6890

■あーつひろば
○日時:3月26日(土)13時~
・身体で冒険しよう。(身体の天才っぷり教室)
・こどもアート探検
・春がいっぱい!!!
・ウマくなくてもいいスタジオ

※詳細は(5)あーつひろばに参加しように掲載

■岩絵具で描いてみよう
○日時:3月27日(日)14時~17時
○会場:アーツ前橋スタジオ
○講師:井田昌明(日本画家)
○内容:日本画材を使って模写をします
○対象:小学生高学年以上
○申込:電話にて事前申込
○定員:15名

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●(2)企画展「Art Meets03 石塚まこ/康(吉田)夏奈」 ●

アーツ前橋は、さまざまな人がここでアートに出会い、アートを通じて創造的な日常を発見し、多様な考え方や感性に触れていただくことを目的に、中堅アーティストを紹介する企画展を開始します。第3回は、世界のまちを歩くことで表現の種を見つける石塚まこ(1974年生まれ)と大自然の体験を表現につなげる康(吉田)夏奈(1975年生まれ)です。石塚まこは世界のまちを歩きながら、自分とその環境との距離を異なるメディアを利用して表現につなげます。康(吉田)夏奈は山に登る、海に潜るなど大自然における体験をもとにクレヨンを用いて緻密な風景表現を行います。自分の足で歩くことで寄り
道をしたり、ものを拾い集めたり、それらを観察しながら想像の遊びを始めます。アーティストの生活の中に潜む視点を通じて、私たちの日常へのまなざしが少し変わるかもしれません。

○会期:3月19日(土)~5月31日(火)

○開館期間:11時~19時まで(入館は18時30分まで)

○休館日:水曜日
※5月4日(水)は開館し、5月6日(金)は休館

○観覧料:無料

詳しくは→http://www.artsmaebashi.jp/?p=6840

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●(3)企画展「田中青坪 永遠のモダンボーイ」 ●

田中青坪は、大正、昭和と日本美術院を中心に活躍した前橋生まれの日本画家で、仲間内
からは「永遠のモダンボーイ」などと呼ばれました。モダニズムを追求した作風を展開し、次々に新風を試みながら、晩年は深い自然観照による風景画を制作し、独自の世界を探求しました。はじめての回顧展となる本展覧会では、日本美術院展覧会出品作を中心に当館所蔵作品のほか、県内外の美術館や個人所蔵家より集められた本画やスケッチなど、各年代の優品を集めて展示します。戦後は、制作以外のことに煩わされるのを嫌って画廊などでの作品発表を行わなかったため、作品を一堂に見られる貴重な機会です。およそ70年の画業をぜひご覧ください。また、特別展示として市内所蔵家の協力を得て、青坪が生まれた明治期から昭和初期の前橋の様子を伝える貴重な風景絵葉書をご紹介します。あわせてお楽しみください。

○会期:3月19日(土)~5月17日(火)

○開館期間:11時~19時まで(入館は18時30分まで)

○休館日:水曜日
※5月4日(水)は開館し、5月6日(金)は休館

○観覧料:一般500円/学生・65歳以上・団体(10名以上)300円/高校生以下無料

詳しくは→http://www.artsmaebashi.jp/?p=6830

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●(4)第50回記念展 前橋市民展(書道部門)●
市民の芸術活動の成果の発表の場として1月28日から開催されています前橋市民展が、3月1日(火)で終幕します。美術部門、写真部門に続き、最後は書道部門の展示になります。
ぜひお出かけください。
 
  書道部門 2月25日(木)~3月1日(火) 11時~19時

※入場無料 
 お問い合わせ先:前橋市教育委員会生涯学習課(TEL 027-210-2198)

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●(5)萩原留美子滞在制作 ●

アーツ前橋では、2014年に制作・滞在のためのスペース「竪町スタジオ」を開設し、アーティストによる滞在制作を行っています。今年度は、群馬県にゆかりがあり、前橋で制作を行いたいアーティストを初めて公募しました。アーツ前橋による審査を経て選ばれた、萩原留美子氏を2月24日から前橋に招聘します。
萩原氏は群馬県出身で、大学卒業後オランダを拠点に活動しているアーティストです。普段気に留めない、なにげない日常へ介入し、その行為を様々なメディア(写真やビデオ、インスタレーションなど)を使って記録し、その記録を作品として発表しています。
今回の前橋での滞在制作でも、街なかのリサーチやアーティスト・市民との交流を行いながら作品を制作していく予定です。また滞在中にはて竪町スタジオを拠点に、小さなイベントなども実施していく予定です。

滞在期間:2月24日(水)~3月24日(木)
滞在場所:竪町スタジオ(前橋市千代田町2丁目4番26号)

(※イベントなどの詳細は随時更新していきます)

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●(6)あーつひろばに参加しよう!! ●
 
アーツ前橋でアートを鑑賞したり、工作を楽しんだり、アーティストと一緒に活動したり・・・ひろばのように色々な体験ができるイベントプログラムです。こどもも大人も自分の中の「アート」を発見しよう!!今回は身体や春をテーマに実施します。

■身体で冒険しよう。(身体の天才っぷり教室)
○日時:3月26日(土)13時30分~16時30分
○会場:アーツ前橋スタジオ
○講師:松原東洋(舞踏家)
○アシスタント:長谷川宝子(舞踏家)
○定員:18名(先着順)
○対象:6歳以上
○参加費:無料
○申込:電話にて事前申込
この他にも、当日出入自由の工作プログラムを実施します。

詳しくは→http://www.artsmaebashi.jp/?p=6813

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● (7)アーツ前橋運営評議会情報 ●

平成27年12月9日(水)に開催した第10回評議会の議事録を掲載しています。
アーツ前橋の取り組みに対する外部有識者の評価や意見が集約されています。

詳しくは→ http://www.city.maebashi.gunma.jp/sisei/519/530/081/p015918.html

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●(8)カフェ ROBSON COFFEE ARTS MAEBASHI ●

厚切りの食パンにたっぷりなトマトソースとチーズがちりばめられトロトロに焼き上げたピザトースト、モチフワな食パンに溢れるほどのタマゴとアクセントにキュウリのピクルスが絶妙にマッチしたエックディップサンドです。ボリューム満点なお食事と美味しいコーヒーでこの寒い季節を乗り切りましょう!ご来店おまちしております

☆【スペシャルティコーヒー】
ロブソンコーヒーでは世界中の美味しい旬のコーヒーが続々入荷しております。コーヒー本来のフルーツの様な甘味を感じていただけるように焙煎されたコーヒーを感じてみませんか?きっとやみつきになりますよ!

【コーヒータイムセット!!】
14:00~17:00の時間帯のみ、コーヒーとセットでロブソンコーヒー自慢のスイーツがお楽しみいただけます!
・『コーヒー屋のフレンチトースト』と『ドリンク』で¥1,150-
・『本日のケーキ各種』と『ドリンク』で¥770-
と、リーズナブルでお気軽にコーヒーとスイーツをお楽しみいただけます。
この時間帯を是非お見逃しなく!!!皆様のご来店心よりお待ちしております!
お気軽にお立ち寄り下さいませ!(スタッフ:橋爪)

Facebook: http://www.facebook.com/robsoncoffee.artsmaebashi

○営業時間:月曜-土曜 11時~20時
日曜    11時~20時
○休業日 :水曜日

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●(9)ミュージアムショップ mina ●

minaの千木良です。今年もみなさまに楽しいアートグッズをご紹介していきたいと思いますので、宜しくお願いいたします!

2月も終わりに近づき、暖かい春はもうすぐそこですね!minaで楽しい春の準備を始めませんか?

■ripple洋品店『日々を織る』展 3/3(木)~3/31(木)
来月3日より約1ヶ月間、桐生の洋服屋“ripple洋品店”さんが、minaで販売会を行います。rippleさんは、ご主人が草木で布を染め、奥様がその布を洋服に仕立てている小さな素敵な洋服屋さんです。minaでの販売会2回目となる今回は、前橋市内の障害者施設で織った色彩豊かな布地とコラボした新商品が登場しますよ。障害を持つ方の手仕事と、作家さんの手仕事が織り成す世界をお楽しみに。
◎手織り布地の測り売りもしております。(¥1,300~/m)

■『東北応援フェア♪』
東北の施設で震災を乗り越えてたくましくものづくりをしている方々の商品をご紹介しています。

【商品情報配信中】入荷情報は、随時Facebookにて更新しております。
Facebook : https://www.facebook.com/mshop.mina
○営業時間:11時~19時
○休業日 :水曜日(店員:千木良)

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●(10)アートのとびら by 吉田学芸員 vol.29 ●

先月の「アートのとびら」では、『現代アートの本当の見方』という本を紹介しました。美術館や芸術祭などで現代アート=作品にふれるときに、この本の中のトピックスを思い出せば、そこで展示されている作家が同書で紹介される、どのようなタイプの作品を作っているかがわかるようになると思います。今回は、引き続きフィルムアート社の「ネクストクリエーターズブック」シリーズから『現代アートの本当の学び方』(2014年)を紹介したいと思います。
先月紹介した書籍同様、様々な筆者の視点からテーマに沿ったトピックスをコンパクトにまとめた良書といえますが、内容は主にアーティストを目指す人が行く美術大学や受験の実態、また受験予備校のカリキュラムなどに焦点が当てられており、「学び方」と聞いて手に取ると、偏った編集に違和感を覚えるかも知れません。まず押えたいのは、同書半ばで美術ジャーナリスト・村田真氏が「『学ぶ』というのは、みずから知識や技芸を主体的に採り入れ自分のものにしていくことであり創造的活動なのです。」と述べており、これは同書のテーマの核心とも言えます。前述したように、この本はこども教育にあまり紙数を割いていないのですが、キュレーター・成相肇氏が初等教育の現状について取り上げています。前回紹介した内容と今回紹介する本をつなぐ意味でもぜひ押さえておきたいコラムです。成相氏は昨今「鑑賞」に重きが充てられるようになった初等教育の現状を分析し、文部省から提出される学習指導要領と現場の乖離を指摘しています
。大きな問題点として、指導要領を作成する研究者と現場の先生に「『鑑賞』が自然発生的に起こる」と認識されていることを挙げ、「鑑賞」は見えないものを読み取るのではなく、「作品が与える情報は何より見えているそのものであること」を重視し、「見えているものから情報をめいっぱい拾い上げる能力」であることを訴えています。このほか、アーティストの日比野克彦氏と会田誠氏の対談や、物故作家から現代アーティストまで、さまざまな著名アーティストがどう学んだかなど、興味を持ったところから読み進めていくことをお勧めします。発行順は逆ですが、ここで紹介したように『〜本当の見方』から『~本当の学び方』の順番で読んでいただくと、アート鑑賞入門の一助となることでしょう。ぜひお試しください。
(了)

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