アーツ前橋

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アンナ・ヴィット 滞在制作【終了】

 アーツ前橋では、滞在及び制作のための施設「竪町スタジオ」を拠点として国内外よりアーティストを招聘して滞在制作を行っております。海外在住のアーティストを対象にした滞在制作では、5名の推薦委員からの推薦をうけ、アーツ前橋学芸員でアーティストを選考しています。
 今年度は、ベルリンを拠点に日本のアート系雑誌を中心に執筆や編集、また展覧会のコーディネートなども行う、かないみき氏より推薦をいただいた、アンナ・ヴィット(Anna Witt)を1月14日より招聘します。
 アンナ・ヴィットは、ドイツ生まれで現在はオーストリアのウィーンを拠点に活動しているアーティストです。作品では常に社会的なテーマを取り上げ、パフォーマンスやビデオ作品を主に制作しています。日本での滞在制作は昨年の東京に引き続き2回目です。前橋に滞在することでどのような作品や交流が生まれるか、ぜひお楽しみに!

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■滞在期間:2017年1月14日〜3月19日
■滞在場所:竪町スタジオ(前橋市千代田町2-4-1)
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■  関連イベント ※随時追加します。

オープンスタジオ&アーティストトーク
 アンナ・ヴィットは、現在「人・街の高齢化」と「労働力としての増える移民」をテーマに映像作品を制作中です。
今回、この2つをテーマとした作品を制作するため、まず前橋の介護施設で働く外国人の方に、職場での経験や技術などをインタビューしました。それをもとに、県内の様々な年代のダンサーたちとともに、インタビューから印象的な言葉や動きを見つけ出し、そこから新たなダンスを作っていく試みを行いました。そのダンスを、実際に中心市街地で踊っている様子を映像作品として制作中です。
 今回のオープンスタジオでは、その映像作品を公開するとともに、制作の過程などを話すアーティストトークを行います。またオープンスタジオには、アーティスト本人も会場にいて、簡単な食事や飲み物も用意しております。アーティストと前橋や作品について話す機会になりますので、ぜひお越しください。

オープンスタジオ
日 時:2017年3月18日(土)13:00~19:00
場 所:竪町スタジオ(前橋市千代田町2-4-1)

アーティストトーク
日 時:2017年3月18日(土)14:00~
場 所:竪町スタジオ

※アンナ・ヴィットの前橋滞在中のインタビューは、アーツ前橋機関紙「&Arts」から読むことができます。

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※商店街での映像撮影の様子

トークイベント【終了】
招聘アーティストのアンナ・ヴィットによる過去の作品紹介と、推薦者であるかないみき氏のトークイベントを行います。

日 時:2017年1月15日(日)14:00〜16:00
場 所:アーツ前橋 スタジオ
登壇者:アンナ・ヴィット、かないみき ※各登壇者のプロフィールは下記に記載

 ■招聘アーティスト プロフィール

アンナ・ヴィット(Anna Witt)
1981年ドイツ生まれ。現在は、オーストリアのウィーンを拠点に活動しているアーティスト。2008年にモニカ・ボンヴィチーニのもとでパフォーマンスを含むインスタレーション作品で修士号を取得。その後、Manifesa7(2008)、ベルリンビエンナーレ(2010)、リュブリャナの第29回グラフィック・アーツ・ビエンナーレ(2011)、ロンドンのLux/ICA動画ビエンナーレ(2012)、ルール・トリエンナーレ(2013)、オフ・ビエンナーレ・ブダペストおよびウィーン・ビエンナーレ(2015)など数多くの国際的な展覧会に参加。ここ数年はJanco Dada Museum(イスラエル)、Marabouparken Art Gallery(スウェーデン)、Gallery Tanja Wagner(ベルリン)、Stacion – Center for Contemporary Art Prishtina(コソボ)などで個展を開催。彼女の作品は、St.Gallen美術館(スイス)やルートヴィヒ美術館(ケルン、ドイツ)、ベルベデーレ宮殿(ウィーン)などでコレクションされている。2013年に40歳以下を対象としたオーストリアのアーティストに与えられるBC21 Art Awardを受賞したほか、今年The Future of Europe Art Prizeを受賞したばかり。2011年にベルリンのRevolver Publishingから彼女の作品集が出版されている。
http://www.annawitt.net
http://www.tanjawagner.com

 ■  推薦者プロフィール

かないみき
© Hitomi Hayabuchi
© Hitomi Hayabuchi

ロンドン大学ゴールドスミスカレッジ・美術史(20世紀)修士課程卒業後、同地のギャラリーや雑誌編集部でインターンとして働き、2004年からベルリンを拠点に活動する。『美術手帖』や『芸術新潮』といった日本のアート系雑誌を中心に、書籍やウェブサイト、展覧会カタログでの執筆や編集をはじめ、あいちトリエンナーレなどの展覧会のコーディネートを通して、ヨーロッパのアーティストの活動やアートシーンを日本へ紹介している。国際美術評論家連盟ドイツ支部会員。

■推薦委員について
H28年度の海外在住アーティストの推薦は、下記の5名より推薦していただきました。
ポーリン・ヤオ (M+キュレーター/香港)
クォン・ジン(キュレーター/韓国)
照屋勇賢 (アーティスト/ 日本)  ※アメリカ在住
かないみき ※ドイツ在住
ヤップ・ソービン(キュレーター/マレーシア)

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