アーツ前橋

展覧会

岡本太郎と『今日の芸術』 絵はすべての人の創るもの

2018.10.05 - 2019.01.14




《太陽の塔》やTV・ラジオ出演などを通して文化的アイコンとなった岡本太郎。彼は戦後に数多くの芸術論を残し、とりわけ1954年の著作『今日の芸術』は、創造的に生きるための入門書として、美術書としては異例のベストセラーになりました。

太郎は本書において、「芸術は万人によって、鑑賞されるばかりでなく、創られなければならない」と述べました。自分たちの感性で芸術に触れ、自分たちの手で文化を作り上げていくことを訴えかけたメッセージは、同時代の若者や芸術家を挑発しました。

本展では、太郎が『今日の芸術』以降、戦後社会に与えたインパクトを検証します。岡本太郎の作品・映像資料のほか、彼に刺激を受けた芸術家たちの作品を通し、今もなお私たちを鼓舞する太郎の思想を読み解きます。

2018年3月には、前橋・広瀬川河畔に《太陽の鐘》が設置されました。「森羅万象が叫ぶような、あらゆる音を立てる」鐘とともに、岡本太郎の世界を体感してみませんか?

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会期:2018年10月5日(金)~2019年1月14日(月・祝) 81日間
   ※会期中、一部展示替えあり

【前期】:2018年10月5日(金)~11月20日(火)
【後期】:2018年11月22日(木)~2019年1月14日(月・祝)

開館時間:11:00~19:00(入場は18:30まで)

休館日:水曜日、年末年始(12月28日(金)~1月4日(金))

会場:アーツ前橋(群馬県前橋市千代田町5-1-16)

観覧料: 一般 600円 / 学生・65歳以上・団体(10名以上) 400円 / 高校生以下無料
    ※10月5日(金)~30日(火)はアーツ前橋の開館5周年を記念して入場無料
    ※1月7日(月)は太郎の命日のため入場無料。 
    ※障害者手帳等をお持ちの方と介護者1名は無料。
    ※以下のいずれかの条件に該当の方は、観覧料が400円。
     1)トワイライト割:17時以降にご来場された方
     2)太陽の鐘割:携帯電話やカメラで「太陽の鐘」を撮影した写真を受付で提示した方

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出品作家:

岡本太郎/赤瀬川原平/池田龍雄/北代省三/篠原有司男/関口光太郎/高松次郎/
立石大河亞/パブロ・ピカソ/アンリ・マティス/村上善男/ヤノベケンジ/横尾忠則
ほか

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スクリーンショット(2018-07-07 10.04.22)★

 『日立マクセルビデオカセット』釣鐘編 (1981年頃放映)より 協力・マクセル株式会社

 岡本太郎(1911-1996)

 1911年、漫画家の岡本一平、歌人・小説家の岡本かの子の長男として生まれる。1929年に東京美術学校(現・東京藝術大学)に入学。翌年からパリに滞在。最新の美術動向に触れると同時に、民族学やジョルジュ・バタイユの思想に触れる。1942年応召。戦後は東京・世田谷にアトリエを構え、絵画・立体作品とともに多数の著作を発表。1954年に著した『今日の芸術』はベストセラーとなる。「縄文土器論」ほか、日本の伝統についての著作活動が旺盛になり、日本各地を取材する。1970年の日本万国博覧会のテーマ館プロデューサーを務める。テレビやマスメディアにも精力的に出演し、晩年まで多方面で活躍した。1996年1月死去。

主な出品作品

0147_岡本太郎_燃える人 (002) トリミング

 岡本太郎《燃える人》1955年 東京国立近代美術館蔵

 

《犬》1954年、川﨑、今日の芸術表紙

 岡本太郎《犬》1954年 川崎市岡本太郎美術館蔵

 

 憂愁

岡本太郎《憂愁》1947年 一般財団法人草月会蔵(東京都現代美術館寄託)

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【関連イベント】

 (1)岡本太郎と『今日の芸術』関連シンポジウム 【終了】
     
   

太郎の研究者や、彼に影響を受けた文化人たちをゲストにお招きし、シンポジウムを開催します。
日時:10月7日(日) 14:00~17:00
会場:前橋テルサ2階ホール(群馬県前橋市千代田町2-5−1)
参加費:無料
お申込み:アーツ前橋へ電話(Tel.027-230-1144) *申込みを締め切りました。

第1部 基調講演 14:00~15:00
    山下裕二「岡本太郎・縄文・日本美術史」
第2部 トークセッション 15:30~17:00
    「岡本太郎とは何だったのか」
    登壇者 山下裕二 タナカカツキ ANI (スチャダラパー) 春原史寛

ゲスト紹介
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山下 裕二 (
やました・ゆうじ)

1958年、広島県呉市生まれ。東京大学大学院修了、明治学院大学文学部芸術学科教授。雪舟、狩野派をはじめとする室町時代の水墨画の研究を起点として、縄文から現代美術まで、日本美術に関して幅広く研究、批評活動を行っている。1996年、赤瀬川原平と「日本美術応援団」を結成。おもな著書に、『室町絵画の残像』、『日本美術の二〇世紀』、『岡本太郎宣言』、赤瀬川原平との対談集『日本美術応援団』、橋本麻里との共著『驚くべき日本美術』などがある。また、「超絶技巧!明治工芸の粋」展など、展覧会プロデュースも数多く手がけている。


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タナカ カツキ

1966年大阪生まれ。マンガ家。著書には『オッス!トン子ちゃん』『サ道』『バカドリル』『水草水槽のせかい』など。その他映像作品等も多数手がけ、アーティスト、アートディレクターとして幅広いジャンルで活躍。
カプセルトイ「コップのフチ子」の生みの親でもある。
http://kaerucafe.com/


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ANI(アニ/スチャダラパー)

スチャダラパーMCとしての活動を中心に、ナレーター・DJなど、存在、立ち位置、動向が様々な業界から常に注目を浴びている。グループとしては、2015年にアルバム『1212』をリリース。2018年4月にライブ会場限定CD『スチャダラパー・シングス』を発売し、12月にワンマンライブ『暮れの元気なごあいさ2²(KGGⅡ²)』を開催する。


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春原 史寛 (すのはら・ふみひろ)

1978年長野県生まれ。武蔵野美術大学造形学部芸術文化学科准教授。専門は日本近現代美術史、博物館学、美術科教育。筑波大学大学院博士後期課程人間総合科学研究科修了、博士(芸術学)。大川美術館、山梨県立美術館、山梨県立博物館の学芸員、群馬大学教育学部美術教育講座准教授を経て現職。主に岡本太郎研究を中心に、美術鑑賞教育やメディア文化論も踏まえて、戦後日本社会における美術受容やそのイメージ変遷について研究。

 

(2) 記念講演会 岡本太郎と読む『今日の芸術』
日時:11月11日(日) 14:00~16:00
会場:アーツ前橋1階スタジオ
ゲスト:春原史寛(本展企画協力)
参加費:無料
定員:40名
お申込み:アーツ前橋へ電話(Tel.027-230-1144)

 

(3) 前橋に太陽の鐘が鳴る
前橋市の広瀬川河畔に設置された《太陽の鐘》を特別に鳴らすことができます。
日時:12月2日(日) 13:00~14:00
定員:100名
お申込み:アーツ前橋へ電話(Tel.027-230-1144)

 

(4) 学芸員によるギャラリーツアー
日 時:10月21日(日)、11月17日(土)、12月15日(土) 14:00~14:30
会 場:アーツ前橋 ギャラリー
参加費:無料
※お申込み不要 ※11月17日(土)、12月15日(土)は要観覧券

(5)映画館で太郎に出会う
岡本太郎自らが出演し、また、登場するキャラクターデザインを行った映画を上映します。
上映作品:『宇宙人東京に現わる』(監督:島耕二、1956年)  12月8日(土)14:00~
『誘惑』(監督:中平康、1957年) 12月1日(土)11:00~、14:00~
会場:前橋シネマハウス(アーツ前橋と同じ建物の3階)

同時上映:『太陽の塔』(監督:関根光才、2018年)
上映日程: 2018年10月13日(土)~11月2日(金)
※同時上映作品の詳しい上映情報、関連イベントは前橋シネマハウス(027-212-9127)にお問い合わせください。


【コンセプトブック】

出版当初の判型にちなんだ片手に収まるサイズのカタログです。出品作品の図版ほか、岡本太郎研究者らによる『今日の芸術』の解題、ゲスト執筆者によるエッセイ、ブックガイド等を収録。
仕様:新書版、176頁
発行:現代企画室
価格:未定
デザイン:鈴木成一デザイン室
執筆者:石井匠(インディペンデントキュレーター)/岩田ゆず子(東京国立近代美術館研究補佐員)/
大杉浩司(川崎市岡本太郎美術館学芸員)/小金沢智(太田市美術館・図書館学芸員)/
春原史寛(本展企画協力)/成相肇(東京ステーションギャラリー学芸員)ほか 
※五十音順
発行日:10月上旬、現代企画室より発刊

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主催:前橋岡本太郎展実行委員会
共催:アーツ前橋
協賛:太陽の会
助成:自治総合センターシンポジウム助成金
協力:岡本太郎記念館、川崎市岡本太郎美術館
後援:上毛新聞社、朝日新聞社前橋総局、毎日新聞前橋支局、読売新聞前橋支局、産経新聞前橋支局、東京新聞前橋支局、日本経済新聞社前橋支局、共同通信社前橋支局、時事通信社前橋支局、NHK前橋放送局、群馬テレビ、FM GUNMA、まえばしCITYエフエム、前橋商工会議所、総務省

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お問い合わせ・お申込み
アーツ前橋
TEL: 027-230-1144
FAX: 027-232-2016
E-mail: artsmaebashi@city.maebashi.gunma.jp

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