アーツ前橋

地域アートプロジェクト

<風の食堂in粕川>南風食堂「甘い記憶/ 食べる/続けて残ったもの」展【終了】

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【〈風の食堂 in 粕川〉とは】

 アーツ前橋は、アーティストによる館外での活動を通して、地域の課題や日常の生活と、アートが持つ創造力が出会い、新しい出来事を作りだしていくことを目指しています。〈風の食堂 in 粕川〉は、前橋市粕川地区を舞台に、豊かな自然や気候を活かし育まれてきた食文化や、それにもとづいた生活文化などをアーティストがリサーチし、その魅力を発掘・発信していくプロジェクトです。

 

南風食堂
「甘い記憶/食べる/続けて残ったもの」展

長く生きて、どこに行くのか。
アーティストの南風食堂が粕川地区に住む高齢の方に話を聞いて、長い時間を経てもなお、その方の中に残り続けている記憶、食、暮らし方を言葉と写真で記録し、粕川支所で展示します。
時が経つにつれ、自身を取り巻く環境や個人の欲望は変化しますが、それにも関わらず残り続けたもの、そしてその長い「生」につながる食や暮らしには言い得ぬ強さがありました。そこに深く入ることにより、人が食べ、暮らし、生きていくという一見普遍的な風景が、その人ならではの独自性の強い物語であり、同時に全ての人がそれぞれ独自の物語を生きているということに気づくきっかけになるでしょう。

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会 期:3月31日(火)〜5月31日(日) 13:00〜17:00
    木曜日、金曜日のみ開館
    ※ただし、下記の日にちは開館します。
    3月31日(火)、4月12日(日)、5月23日(土)、5月24日(日)、5月30日(土)、5月31日(日)
会 場:前橋市粕川支所1階、2階(前橋市粕川町西田面216番地1)
料 金:無料

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【 関連イベント】

■ オープニングイベント アーティストによる作品解説ツアー【終了】
展覧会のオープンを記念して、アーティストによる作品解説ツアーを行います。
日 時:3月31日(火)14:00〜15:00
場 所:粕川支所
料 金:無料
申 込:当日直接会場にお越しください。

 

■ 南風食堂 アーティストトーク【終了】
アーティストの南風食堂が、今回の作品や高齢の方への取材を通して知った粕川のことについて話します。
日 時:5月23日(土)14:00〜15:30
場 所:粕川支所
料 金:無料
申 込:当日直接会場にお越しください。

 

【アーティストプロフィール】

南風食堂(NANPU-SHOKUDO)
小岩里佳と三原寛子による料理ユニット。食に関する展覧会、企画提案、編集物の制作、雑誌やWEBでの料理紹介、商品開発などをおこなう。著作に「whole cooking」(MARBLE BOOKS)、「乾物の本」(SPACE SHOWER BOOKS)など。

 

【粕川地区について】

前橋市の東部、赤城山南麓のほぼ中央に位置し、雄大な赤城山を背景にその山頂の火口湖「小沼」を源流とする一級河川「粕川」が地域の中央を流れる、自然環境に恵まれた地域です。近世には市が開かれる宿場町としても栄え、今でも多くの伝統芸能が受け継がれています。

 

■ 会場へのアクセス

 kasukawamap

会 場:前橋市粕川支所(前橋市粕川町西田面216番地1)
電 話:027-285-4111

[自動車]
 北関東道 伊勢崎I.Cから約15分 JR 前橋駅から約40分

 [公共交通機関]
 《電車》上毛電鉄 中央前橋駅にて西桐生行きに乗車後、粕川駅で下車( 乗車時間26分)同駅から徒歩5分
 《バス》 赤城タクシー「デマンドバス・粕川支所」下車、1分

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企  画:三原寛子(南風食堂)、豊嶋秀樹(gm projects)
取材・テキスト:三原寛子
写真撮影:細川葉子
展示構成:豊嶋秀樹

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主  催:アーツ前橋
協  力:前橋市粕川支所、粕川公民館、粕川地区地域づくり協議会
助  成:財団法人 地域創造、平成26年度 文化庁 地域発・文化芸術創造発信イニシアチブ

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【問い合わせ先】
アーツ前橋
〒371-0022 群馬県前橋市千代田町5-1-16
電話:027-230-1144  FAX:027-232-2016

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