アーツ前橋

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[メールマガジン] vol.29(バックナンバー)

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アーツ前橋 メールマガジン vol.29

2016年4月7日発行

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春の展覧会「Art Meets03 石塚まこ/康(吉田)夏奈」と個展「田中青坪 永遠のモダンボーイ」開催中です。春休みのお出かけにぜひアーツ前橋へお越しください。

本メールマガジンでは、アーツ前橋の旬な情報をお届けいたします。
お知り合いやお友達への転送、SNSやブログ等への転載も大歓迎です!!

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● INDEX ●

(1)イベントカレンダー

(2)メンバーシップの改定について

(3)企画展「Art Meets03 石塚まこ/康(吉田)夏奈」

(4)企画展「田中青坪 永遠のモダンボーイ」

(5)萩原留美子滞在制作作品
  
(6)カフェ ROBSON COFFEE ARTS MAEBASHI

(7)ミュージアムショップ mina

(8)アートのとびら by 吉田学芸員 vol.30

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●(1)イベントカレンダー ●

■前橋名所絵はがき散策ツアー
○日時:4月29日(金・祝)14時~
○内容:明治から昭和期に発行された名所絵はがきの場所を街歩きします。
○講師:太田智也(あたご歴史資料館運営委員会)
○定員:20名程度
○対象:どなたでも
○申込:電話にて事前申込
○集合:アーツ前橋

詳しくは→http://www.artsmaebashi.jp/?p=6830

■自分で作った絵具で描こう
○日時:4月30日(土)14時~16時
○会場:アーツ前橋スタジオ?
○内容:鉱物を砕いて絵具を作り、絵を描きます。
○講師:須藤和之(日本画家)
○定員:15名程度
○対象:小学生
○申込:電話にて事前申込

詳しくは→http://www.artsmaebashi.jp/?p=6830

■学芸員によるギャラリーツアー(田中青坪展)
○日時:4月14日(木)14時~15時
○会場:アーツ前橋地下ギャラリー
○参加費:無料(要鑑賞券)〔申込不要〕

詳しくは→http://www.artsmaebashi.jp/?p=6830

■学芸員によるギャラリーツアー(Art Meets03)
○日時:4月17日(日)14時~15時
○会場:アーツ前橋ギャラリー1
○参加費:無料〔申込不要〕

詳しくは→http://www.artsmaebashi.jp/?p=6840

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●(2)メンバーシップの改定について ●
 
より多くの皆様に芸術文化に触れていただけるよう、4月1日から、アーツ前橋のメンバーシップの年会費を改定し、更に入会しやすくしました。ぜひ、この機会にメンバーシップ会員にお申し込みいただき、アーツ前橋を身近なものにしてください!!
 
■主な改正事項
 年会費:一般会員 2,000円(これまでは3,000円)
     ペア会員 3,500円(これまでは5,000円)
 展覧会入場料:本人無料に加え、「同伴者2名まで団体割引料金適用」を充実その他、法人会員様向けの特典もパワーアップしております。

詳しくは→https://www.artsmaebashi.jp/?page_id=113 または事務局まで。

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●(3)企画展「Art Meets03 石塚まこ/康(吉田)夏奈」 ●

アーツ前橋は、さまざまな人がここでアートに出会い、アートを通じて創造的な日常を発見し、多様な考え方や感性に触れていただくことを目的に、中堅アーティストを紹介する企画展を開催しています。第3回は、世界のまちを歩くことで表現の種を見つける石塚まこ(1974年生まれ)と大自然の体験を表現につなげる康(吉田)夏奈(1975年生まれ)です。石塚まこは世界のまちを歩きながら、自分とその環境との距離を異なるメディアを利用して表現につなげます。康(吉田)夏奈は山に登る、海に潜るなど大自然における体験をもとにクレヨンを用いて緻密な風景表現を行います。自分の足で歩くことで寄り道をしたり、ものを拾い集めたり、それらを観察しながら想像の遊びを始めます。アーティストの生活の中に潜む視点を通じて、私たちの日常へのまなざしが少し変わるかもしれません。

○会期:5月31日(火)まで

○開館期間:11時~19時(入館は18時30分まで)

○休館日:水曜日
※5月4日(水)は開館し、5月6日(金)は休館

○観覧料:無料

詳しくは→http://www.artsmaebashi.jp/?p=6840

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●(4)企画展「田中青坪 永遠のモダンボーイ」 ●

田中青坪は、大正、昭和と日本美術院を中心に活躍した前橋生まれの日本画家で、仲間内からは「永遠のモダンボーイ」などと呼ばれました。モダニズムを追求した作風を展開し、次々に新風を試みながら、晩年は深い自然観照による風景画を制作し、独自の世界を探求しました。はじめての回顧展となる本展覧会では、日本美術院展覧会出品作を中心に当館所蔵作品のほか、県内外の美術館や個人所蔵家より集められた本画やスケッチなど、各年代の優品を集めて展示します。戦後は、制作以外のことに煩わされるのを嫌って画廊などでの作品発表を行わなかったため、作品を一堂に見られる貴重な機会です。およそ70年の画業をぜひご覧ください。また、特別展示として市内所蔵家の協力を得て、青坪が生まれた明治期から昭和初期の前橋の様子を伝える貴重な風景絵葉書をご紹介します。あわせてお楽しみください。

○会期:5月17日(火)まで

○開館期間:11時~19時(入館は18時30分まで)

○休館日:水曜日
※5月4日(水)は開館し、5月6日(金)は休館

○観覧料:一般500円/学生・65歳以上・団体(10名以上)300円/高校生以下無料

詳しくは→http://www.artsmaebashi.jp/?p=6830

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●(5)萩原留美子滞在制作作品 ●

群馬県出身で、オランダを拠点に活動している萩原留美子さんが竪町スタジオに2月24日から3月24日まで滞在し、作品の制作を行うとともにその成果の発表の場としてオープンスタジオを行いました。萩原さんはオランダに帰国されましたが、作品の一部がロブソンコーヒー内に現在展示中です。滞在中に機会を逃された方はぜひ足をお運びください。

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●(6)カフェ ROBSON COFFEE ARTS MAEBASHI ●
外の気温も日増しに上がり、やっと春らしい季節になってきましたね!それに伴い花粉症の季節にもなり、お店の外を歩くマスク姿の人の数も多く見かけるようになりました。最近はアイスコーヒーやアイスカフェラテなど、アイスのご注文も多くなり、日に日に季節の変化を仕事を通して感じております☆そんなこれからの季節にオススメなドリンクは“エスプレッソトニック”です!オーストラリアでは結構飲まれているというこのエスプレッソトニック。キンキンに冷えたトニックウォーターにエスプレッソを入れるアレンジドリンクです。エスプレッソの苦味と爽やかなトニックの味わいを是非試してみてください
ね☆この辺りでは味わえない特別な一品です!《エスプレッソトニック \500-》

【スペシャルティコーヒー】
ロブソンコーヒーでは世界中の美味しい旬のコーヒーが続々入荷しております。コーヒー本来のフルーツの様な甘味を感じていただけるように焙煎されたコーヒーを感じてみませんか?

【コーヒータイムセット!!】
14時~17時の時間帯のみ、コーヒーとセットでロブソンコーヒー自慢のスイーツがお楽しみいただけます!
・『コーヒー屋のフレンチトースト』と『ドリンク』で¥1,150-
・『本日のケーキ各種』と『ドリンク』で¥770-
と、リーズナブルでお気軽にコーヒーとスイーツをお楽しみいただけます。
この時間帯を是非お見逃しなく!!!皆様のご来店心よりお待ちしております!
お気軽にお立ち寄り下さいませ!(スタッフ:吉田)

【情報発信中】フォロー&いいね!よろしくお願いします!
Facebook: http://www.facebook.com/robsoncoffee.artsmaebashi

○営業時間:月曜-土曜 11時~20時
日曜    11時~20時
○休業日 :水曜日

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●(7)ミュージアムショップ mina ●

■『田中青坪』図録販売中です!
いよいよ田中青坪展が始まりましね。春のような軽やかな色彩が美しい作品が満載の今展覧会図録を販売しております。展覧会の感動をぜひご自宅で。本体価格¥2,000+税
■Art Meets03石塚まこアーティストブック『Collecting Distances』
Art Meets参加アーティスト石塚まこのアーティストブックを数量限定で販売しています。
様々な土地を旅しながら描いてきたスケッチやメモ、地図などをまとめた一冊で、見ているだけで何かを発見するワクワク感を味わえます。価格¥3,000(税込)
■会期中♪ripple洋品店『日々を織る』展 3月3日(木)~3月31日(木)
 Ripple洋品店展覧会、ご好評いただいております。31日までの開催となりますので、ぜひお立ち寄りください。

【商品情報配信中】入荷情報は、随時Facebookにて更新しております。
Facebook : https://www.facebook.com/mshop.mina
○営業時間:11時~19時
○休業日 :水曜日(店員:千木良)

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●(8)アートのとびら by 吉田学芸員 vol.30 ●

3月からアーツ前橋では初めてとなる日本画家の個展「田中青坪 永遠のモダンボーイ」を開催しています。先月までのコラムで紹介した本から、現代アートとよばれる作品に、多様な技法=表現方法があることを知ることができたと思います。そのなかに絵画表現や彫刻表現があることは紹介した通りです。その絵画について、よく「洋画と日本画は何が違うのですか?」という質問を耳にします。
もっとも簡単に答えるなら、技法の違い=絵具の違いと説明します。この二つの制度が生まれた背景については、〈アートのとびらvol.12〉でも紹介していた北澤憲昭著『眼の神殿「美術」受容史ノート』にも詳しく書かれています。前回紹介した『現代アートの本当の学び方』でも触れているように、美術大学にも受験があり予備校があります。受験制度のなかでも、洋画と日本画の受験コースは違い、試験内容も違います。近年は日本画科を卒業しても、洋画科を卒業しても公募団体への出品を目指さず、個人で活動をする現代アーティストを志望する人が増えているように思えます。
前述の洋画と日本画の違いを、敢えて技法と言う訳はここにあります。表現方法が多様化している昨今、各美術大学でも少しずつ新たな科目創設や横断的カリキュラムが行われているようですが、90年代頃までは、長く続く洋画/日本画/彫刻/デザイン・工芸または芸術学など非常にシンプルな科目分けでした。現在アーティストを目指して制作をしている学生諸氏には、各科の技法論に陥ることなく、より広い視野で創作活動をしてもらいたいものです。それにはまず歴史から始めるというのも手ではないでしょうか?
同じく北澤憲昭氏が共同編集している『美術の日本近現代史-制度・言説・造型』(2014年、東京美術)です。前述した大学の制度について、その誕生や背景を知ることができます。持つのも大変な分厚い書籍で、筆者などこの手の本は、すぐ目次を見て斜め読みから始めてしまいますが、結局掻い摘んでいくうちに気付くと読了しているものです。棚から引き出す時はケガしないよう気をつけて、ぜひお試しください。
(了)

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