チェン・リャンシェン 滞在制作(二国間交流事業:招聘)
アーツ前橋では、滞在及び制作のための施設「竪町スタジオ」を拠点として国内外よりアーティストを招聘し、滞在制作事業を行っています。
海外在住のアーティストを対象にした滞在制作では、国立台北芸術大学関渡美術館(Kuandu Museum of Fine Arts)と二国間交流事業プログラムを実施し、2023年2月1日よりチェン・リャンシェン氏を招聘します。
チェン氏は、現在は台北を拠点に活動。映像を主な手法として用い、異なる時間の断片を接続するための時空移動を試みるような作品を制作しています。
昨年度は新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて、渡航が困難なため、オンラインでのリサーチを行いました。今回の滞在制作では、前橋での調査、交流をもとに短編映像を制作する予定です。
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■プログラム期間:2023年2月1日(水)〜2023年3月30日(木)
■パブリックプログラム:
日時:2023年3月25日(土) 13:00~17:00 オープンスタジオ
15:00~16:00 座談会
会場:竪町スタジオ(前橋市千代田町2-4-1)
※詳細は、本ウェブサイトにて更新します。
※新型コロナウイルス感染症拡大の状況に応じて、変更・中止する場合があります。
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■招聘アーティスト プロフィール
チェン・リャンシェン Chen, Liang-Hsuan
台北を拠点に活動する映像作家。異なる時間の断片を接続するための時空移動を試みるような作品を制作している。物語性や音のイメージを反映させた空間インスタレーションや、実験的なドキュメンタリーとホームヴィデオを融合させるチェンのアプローチは、日常生活と台湾人としてのアイデンティティと個人的な記憶が混ざり合う超現実状態を生み出す。主な個展に「Chen,Liang-Hsuan Solo Exhibition: Activities From Underground」(Haiton Art Center、台湾、2019年)、主なグループ展に「Dumbo Open Studio」(NY、アメリカ、2020年)、「 Between Earth and the Sky」(台北市立美術館、台湾、2020年) 、「Trans2018-19」(秋吉台国際芸術村、山口、2019年)、「2017 Taipei Arts Award」(台北当代芸術館、台湾、2017年)等。
■これまでの作品
Dairy
ヴィデオ・インスタレーション、2012年 Photo: Yung-en, Huang
Hour Hour
ヴィデオ・インスタレーション、2017年 Photo: Anpis Wang
Syuho Pear Tree in Heisei 31th, Feburary
ヴィデオ・インスタレーション、2019年 Photo: Chih-hua, Chiu
Gestures Ⅱ
ヴィデオ・インスタレーション、2020年 Photo: Anpis Wang
Hensan Pear Trees & Housui Pears
インスタレーション、2020年 Photo: Chih-hua, Chiu
■本事業について
2022年度本事業は、国立台北芸術大学関渡美術館(Kuandu Museum of Fine Arts)との「国際芸術家交流プログラム/International Artist Exchange Program」として実施します。
二国間交換事業として、阪中隆文氏を国立台北芸術大学関渡美術館(Kuandu Museum of Fine Arts)に派遣する予定です。