アーツ前橋

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アーツ前橋開館10周年記念展「New Horizon―歴史から未来へ」全作家・プログラム発表会を開催

左上より南條史生、川内理香子、蜷川実花、山本龍(前橋市長)、上西祐理、WOWinc.

群馬県前橋市の商業施設を改修した美術館として、2013年10月にオープンした「アーツ前橋」。
開館から10年を記念して開催する本展「New Horizon—歴史から未来へ」展(10/14〜2/12)は、アーツ前橋を起点に、周辺の空きビルを活用した体感型のデジタルアートや、歴史建築の魅力を引き出すプロジェクションマッピング、地域住民とアーティストの共同制作など、街とミュージアムの“次の10年”をひらく過去最大規模の企画展です。
このたび、New Horizon展実行委員会では、東京・平河町にある都市センターホテルにて、本展ディレクターでアーツ前橋特別館長・南條史生による「全作家・プログラム発表会」を開催いたします。
スター・アーキテクトによる現代建築が次々誕生し、アートシーンの注目を集める前橋の街づくり。本展はこれまで市民と共に歩んできたアーツ前橋の文化芸術活動を土台に、これら官民一体で進む再開発とも連携して参ります。
ご多忙の折とは存じますが、ぜひご取材賜りますようお願いいたします。

 

[実施概要]
日時|2023年8月25日[金]14:00〜16:00(受付開始13:30)
場所|都市センターホテル5階「スバル」(〒102-0093 東京都千代田区平河町2丁目4-1 都市センターホテル)
主催|New Horizon展実行委員会

 

[プログラム]
・ごあいさつ|山本龍(前橋市長)
・全参加作家/作品・会場・プログラムの発表|南條史生(アーツ前橋特別館長)、宮本武典(アーツ前橋チーフキュレーター)
・参加作家コメント(蜷川実花氏、WOW近藤樹氏、川内理香子氏、石多未知行氏)
・ポスター等、展覧会の公式ビジュアル発表|上西祐理氏
・クラウドファンディングとプレス内覧会のご案内|New Horizon展実行委員会事務局(アーツ前橋)

 

[お申込み]
ご参加・ご取材申込みについては開催前日【8月24日(木)】までに、下記URLより申し込みください。本申込フォームは、利用者登録せずにお申し込みいただけます。
https://apply.e-tumo.jp/city-maebashi-gunma-u/offer/offerList_detail?tempSeq=15116

*本展の第1弾プレスリリース(7/28)内容は、こちらからご覧ください】
https://www.artsmaebashi.jp/cms/wp-content/uploads/2023/07/9bad2c2653391b865912621e674d06b2.pdf

 

[登壇者プロフィール] (五十音順・敬称略)

石多未知行/Michiyuki Ishita
クリエイティブディレクター、メディアアーティスト、空間演出家。1974年生まれ。武蔵野美術大学空間演出学科卒業。映像を光として捉え空間演出をするアーティストとして国内外で活動。2011年にプロジェクションマッピング協会を設立し、世界最大級の国際大会のプロデュースや普及啓発活動を行う。また東京発の光の祭典「TOKYO LIGHTS」の立ち上げ、波を青く光らせる《NIGHT WAVE》など、注目のプロジェクトを多数手がける。「New Horizon―歴史から未来へ」では、群馬県庁昭和庁舎を使ったプロジェクションマッピングをプロデュース。マカオ、タイ、インドネシアから映像クリエイターチームを招聘する。

上西祐理/Yuri Uenishi
アートディレクター、グラフィックデザイナー。1987年生まれ。東京都出身。2010年多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業、同年電通入社 、2021年独立、北極設立。今までの仕事に、「世界卓球2015」ポスター(テレビ東京)、「Futures In-Sight」展(21_21 Design Sight/2121年)、雑誌『広告』(博報堂)、「LAFORET GRAND BAZAR SUMMER 2018 & 2019」(LAFORET HARAJUKU)、「#SHEMOVESMOUNTAINS」(THE NORTH FACE)など。主な受賞歴として東京ADC賞、JAGDA新人賞、JAGDA賞、CANNES LIONS金賞, NYADC金賞、D&AD Yellow Pencilなど。趣味は旅と雪山登山。旅は現在42カ国達成。

川内理香子/Rikako Kawauchi
アーティスト。1990年東京都生まれ。多摩美術大学在学中の2014年に参加した公募グループ展『CAF ART AWARD 2014』で保坂健二朗賞を受賞、15年に新進アーティストを対象にした公募プログラム『shiseido art egg』に入選し資生堂ギャラリーで個展を開催、shiseido art egg賞も受賞。22年には『VOCA展2022 現代美術の展望─新しい平面の作家たち─』にて大賞のVOCA賞を受賞、同年ドイツのVAN DER GRINTEN GALERIEにてヨーロッパ圏での初めての個展を開催する。

 蜷川実花/Mika Ninagawa
写真家、映画監督。写真を中心として、映画、映像、空間インスタレーションも多く手掛ける。木村伊兵衛写真賞ほか数々受賞。2010年Rizzoli N.Y.から写真集を出版。『ヘルタースケルター』(2012)、『Diner ダイナー』(2019)はじめ長編映画を5作、Netflixオリジナルドラマ『FOLLOWERS』を監督。最新写真集に『花、瞬く光』。クリエイティブチーム「EiM:Eternity in a Moment」の一員としても活動している。現在、まえばしガレリアの小山登美夫ギャラリーにて個展「残照 /Eternity in a Moment」を開催中。

南條史生/Fumio Nanjo  
キュレーター、美術評論家。前橋市文化芸術戦略顧問、アーツ前橋特別館長。1972 年慶應義塾大学経済学部、1977 年文学部哲学科美学美術史学専攻卒業。国際交流基金を経て、2002 年より森美術館立ち上げに参画、2006 年 11 月から 2019 年まで館長、2020 年より同館特別顧問、弘前れんが倉庫美術館特別館長補佐、十和田市現代美術館総合アドバイザー、2023年5月からアーツ前橋特別館長。1990年代末よりヴェニスビエンナーレ日本館を皮切りに、台北ビエンナーレ、横浜トリエンナーレ、シンガポールビエンナーレ、茨城県北芸術祭、ホノルルビエンナーレ、北九州未来創造芸術祭 ART for SDGs 等の国際展で総合ディレクターを歴任。著書として「アートを生きる」(角川書店、2012 年)等。

宮本武典/Takenori Miyamoto
キュレーター、アートディレクター。1974年奈良生まれ。武蔵野美術大学パリ賞受賞により渡仏、原美術館学芸部を経て2005年に東北芸術工科大学へ。2019年3月まで同大教授・主任学芸員を務め、東北各地でアートプロジェクトや東日本大震災の復興支援事業を展開。2014年に「山形ビエンナーレ」を創設しプログラムディレクションを3期にわたって手がける。2019年に角川武蔵野ミュージアム開館事業にクリエイティブディレクターとして参加したのち、2022年より東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻准教授に着任。2023年5月からアーツ前橋チーフキュレーターも務める。

WOW/ワウ
東京、仙台、ロンドン、サンフランシスコに拠点を置くビジュアルデザインスタジオ。CMやコンセプト映像など、広告における多様な映像表現から、さまざまな空間におけるインスタレーション映像演出、メーカーと共同で開発するユーザーインターフェイスデザインまで、既存のメディアやカテゴリーにとらわれない、幅広いデザインワークをおこなう。「New Horizon―歴史から未来へ」での新作インスタレーションはWOWディレクターの近藤樹が手がける。

 

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