アーツ前橋

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[メールマガジン] vol.16(バックナンバー)

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アーツ前橋 メールマガジン vol.16

2015年2月19日発行

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音色を奏でる絵画たち展は、いよいよ3月10日まで。
本メールマガジンでは、アーツ前橋の旬な情報をお届けいたします。
お知り合いやお友達への転送、SNSやブログ等への転載も大歓迎です!!

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● INDEX ●

(1)イベントカレンダー

(2)企画展「音色を奏でる絵画たち 県内コレクションで辿る近代絵画の歩み」

(3)次回展覧会予告

(4)滞在制作 片山真理

(5)ダイニングプロジェクト〈風の食堂 in 粕川〉

(6)アーツ前橋サポーター活動中!~アーカイヴ編~

(7)カフェ ROBSON COFFEE ARTS MAEBASHI

(8)ミュージアムショップ mina

(9)アートのとびら by 住友館長 vol.18

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●(1)イベントカレンダー ●

■2月21日(土)
○アーツ前橋ぐるぐるクエスト~ひみつの美術館
○片山真理LIVE
○あーつひろば
○片山真理作品展示(~3月14日まで、カフェにて)

■2月22日(日)
○中島ノブユキLIVE

■2月28日(土)
○音色展 こどもアート探検

■3月7日(土)
○音色展 こどもアート探検
○ダイニングプロジェクトイベント「喫茶 粕川 – 神さまがたべるもの -」

■3月8日(日)
○音色展 学芸員によるギャラリーツアー
○ダイニングプロジェクトイベント「喫茶 粕川 – 神さまがたべるもの -」

■3月10日(火)
○音色展 閉幕

■3月14日(土)
○片山真理 滞在制作報告トーク

■3月12(木)~3月19日(木)
○展示入替期間(カフェ、ショップのみ営業)

■3月21日(土・祝)
○小泉明郎展、ArtMeets02展 開幕

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●(2)企画展「音色を奏でる絵画たち 県内コレクションで辿る近代絵画の歩み」 ●

前橋市所蔵作品や県内コレクションを通じて、20世紀美術の最大の想像力である色彩のリズミカルな世界へ誘います。
観覧無料ですので、何度でもお越しください。

○会期:2015年1月24日(土)~3月10日(火)

○開館時間:11~19時まで(入館は閉館の30分前まで)

○休館日:水曜日

○観覧料:無料

詳しくは→ http://www.artsmaebashi.jp/?p=4696

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●(3)次回展覧会予告 ●

■1階ギャラリー
○ArtMeets02 大西伸明/相川勝

■地下ギャラリー
○小泉明郎 捕らわれた声は静寂の夢を見る

会期:2015年3月21日(土・祝)~6月7日(日)

詳しくは近日中にアーツ前橋公式サイトに掲載します。

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●(4)滞在制作 片山真理 ●

アーティスト・片山真理が前橋市で再び滞在制作を行います。
2014年10月に行った前回の滞在では、公開制作やワークショップを開催し、その作品は「TRAUMARIS | SPACE(東京)」で展示されました。今回の滞在では、片山真理が大学時代に通った前橋中心市街地で、セルフポートレート作品の制作やトークイベントを行います。

詳しくは→ http://www.artsmaebashi.jp/?p=4915

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●(5)ダイニングプロジェクト〈風の食堂 in 粕川〉 ●

アーツ前橋では、「地域アートプロジェクト」としてアーティストと市民が協働しながら地域での活動も多数行っています。
2014 年度からは、前橋市の粕川地区の「食」がテーマ。2組のアーティスト「風景と食設計室 ホー」と「南風食堂」が粕川を調査し、イベントや展覧会を開催します。
粕川の「食」を通して見えてきた、歴史、郷土文化、生活文化などを発信し、多くの人に粕川地区の魅力を伝えることを目指しています。

風景と食設計室 ホーのプロジェクトの詳細は→ http://www.artsmaebashi.jp/?p=4932
*南風食堂のプロジェクトの詳細については後日掲載します。

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●(6)アーツ前橋サポーター活動中!~アーカイヴ編~ ●

アーツ前橋サポーターとは、アーツ前橋で開催する企画や事業のボランティアでお手伝いをする人たちのことです。
日常的に通年実施している活動のひとつがアーカイヴ整備です。
アーツ前橋1階総合受付横にあるアーカイヴスペース(図書資料閲覧スペース)に配架する本のシール貼りや新聞スクラップやチラシ類のファイリングなど幅広く行っています。
こつこつとした作業ですが、合間にコーヒーブレイクしつつ楽しく実施しています。

あなたもサポーター活動を通して、アーツな輪を広げてみませんか?
詳しくは→ http://www.artsmaebashi.jp/?page_id=194

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●(7)カフェ ROBSON COFFEE ARTS MAEBASHI ●

暖かくなるのが待ち遠しい今日この頃。皆さんいかがお過ごしでしょうか?

ロブソンコーヒーでは季節のさまざまなシーンに合わせて、『コーヒー+α』という形でギフトセットをご用意しております。贈り物やちょっとしたプレゼント、お土産に是非ご利用下さいませ! お客様のニーズに合わせてカスタマイズ可能です!!

【新メニュー スープ 登場】
ランチメニューに新たにスーププレートが登場致しました!スープの種類は日によって変わります。セットでお付けしているパンとの相性抜群です!ぜひお試しくださいませ。

【コーヒータイムセット!!】
14:00~17:00の時間帯のみ、コーヒーとセットでロブソンコーヒー自慢のスイーツがお楽しみいただけます!
・『コーヒー屋のフレンチトースト』と『ドリンク』で¥1150
・『本日のケーキ各種』と『ドリンク』で¥770
と、リーズナブルでお気軽にコーヒーとスイーツをお楽しみ頂けます。この時間帯を是非お見逃しなく!!!
皆様のご来店心よりお待ちしております!お気軽にお立ち寄り下さいませ!

(店長:橋爪)

【情報発信中】フォロー&いいね!よろしくお願いします!
twitter: https://twitter.com/ROBSON_COFFEE
Facebook: http://www.facebook.com/robsoncoffee.artsmaebashi

○営業時間:
月曜、火曜、木曜、日曜・・・10時30分~20時30分
金曜、土曜・・・10時30分~22時

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●(8)ミュージアムショップ mina ●

■「音色を奏でる絵画たち」関連商品販売中!
野村誠氏のピアノソロアルバムを入荷しました!
野村誠ピアノソロアルバム『ノムラピアノ』¥2,570
http://03150.net/tontuu/2013/08/31000034.html

その他、展覧会関連商品お取り扱いしています!
パウル・クレー『ドイツ国旗のある食卓』ポストカード ¥80
オノサト・トシノブ展覧会図録 ¥1,260、¥1,500
難波田龍起 展覧会図録 ¥1,500

◎これまでのアーツ前橋展覧会図録も常時お取り扱いしております。

■厳しい寒さが続きますが、店内では、心がほっこりするような全国のアトリエで手作りされた商品を多数ご用意してお待ちしております。
2月末には、この冬大人気だった、あんぎんの裂織りバッグと、かわいい器でプレゼントにおすすめの《家皿》新色トルコブルーを入荷予定です。
ピーナツ君で人気の工房まるからは、ピーナツ君トートバッグ、木彫りアルファベットコースターなどユニークな商品が続々届く予定です!(入荷情報は、随時Facebookにて更新しております。)

(店員:千木良)

【商品情報配信中】いいね!よろしくお願いいたします!
Facebook: https://www.facebook.com/mshop.mina

○営業時間:11時~19時
○休業日:水曜日

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●(9)アートのとびら by 住友館長 vol.18 ●

皆さんは「シュール」だね、という言い方を聞いたことはありますか?どことなく現実離れしているとか、そういう意味で使われることがあると思います。これは、どうもシュルレアリスムと言う芸術運動の名称が語源になっているようで、いつのまにか短縮してしかも長く延ばす言い方になっています。このシュルレアリスムについて、巌谷国士さんが分かりやすく講演で語った内容をもとに出版されたのが『シュルレアリスムとは何か』(ちくま学芸文庫、2002年)です。

現在アーツ前橋では、美術が色々な芸術分野と関係していることを知ってもらう「音を奏でる絵画たち」展が行われていますが、シュルレアリスムもまた美術と文学にまたがる運動でした。今回展示でも、ジョアン・ミロや瑛九の作品にはシュルレアリスムの影響が強く見られます。

しかし、シュルレアリスムがどのような特徴を持つのかを一言で言い表すのは難しく、巌谷さんは、具体的な作例に触れる際に自動記述やコラージュから説明を書いています。この意味の整合性や統一性を持たない文字やイメージが連続していく、その速度体験のなかで主観や主張がなくなっていくような表現が、ある種メルヘンの物語世界とも共通するという話はとても巌谷さんらしい感じがします。このような表現に魅了されていく作家が現れたのは、なぜか。社会がどんどん近代化され、社会のなかに謎や闇が少なくなっていくため、どこかに人間の意識を逃しておく必要が生まれたのではないか、とこの本を読んでいくと考えてしまいます。一見難解そうな芸術運動に思えるかもしれませんが、シュルレアリスムが人間の精神の活動と芸術が深く結びついていることをしっかり見つめている本だと言えます。

ちなみに冒頭では、日本語では超現実主義と訳されたり、作家の主観による抽象的な表現と説明されることの間違いが指摘されています。むしろ、具象的な形態や物質を扱うことから、この表現が生れている点をかなり重視しているようです。つまり、非現実的な表現と言う理解を否定し、現実の世界としっかり深く関わり、普段見逃しているものに強度を与える試みとしてシュルレアリスムをとらえることを指摘しています。

そう考えると、近代以降の芸術が持つ魅力がこの芸術運動にかなり由来しているという気さえします。皆さんもぜひ、美術という表現分野を超えた魅力ある世界をのぞいてみてください。

(終)

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