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アーツ前橋　メールマガジン　vol.20

2015年6月25日発行

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6/18から開催中の展覧会、「新収蔵作品展」では、アーツ前橋開館後、新たに購入したり寄贈された96点の収蔵作品のうち未紹介作品を中心に展示しています。
入館料は無料。この機会にぜひアーツ前橋まで足をお運びください！！

本メールマガジンでは、アーツ前橋の旬な情報をお届けいたします。
お知り合いやお友達への転送、SNSやブログ等への転載も大歓迎です！！

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●　INDEX　●

（１）イベントカレンダー

（２）企画展「新収蔵作品展」

（３）ＮＨＫ大河ドラマ特別展「花燃ゆ」萩焼展

（４）次回企画展「コレクション＋うちとそと」

（５）あーつひろば

（６）鑑賞サポーター募集

（７）アーツ前橋オリジナルグッズ販売

（８）カフェ　ROBSON COFFEE ARTS MAEBASHI

（９）ミュージアムショップ mina

（10）アートのとびら by 住友館長　vol.22

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●（１）イベントカレンダー　●

■7月4日(土)
○アーツ前橋ツアー（展示解説＆バックヤード）※バックヤードツアーは先着10名、要申込
　場所：アーツ前橋　時間：14時より
○あーつひろば　七夕飾りを作ろう！（要申込）
　場所：アーツ前橋　時間：19時より

■7月5日(日)
○あーつひろば　七夕飾りを作ろう！（要申込）
　場所：アーツ前橋　時間：13時より

■7月19日(日)
○こどもアート探検（要事前申込）
　場所：アーツ前橋　時間：14時より

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●（２）企画展「新収蔵作品展」　●

美術作品の収集は、地域の文化的な財産を保護し、その価値を次の世代に伝えていくという公立美術館の大事な使命です。
アーツ前橋では、2013年の開館以降、購入や寄贈等によって新たに19作家96点を収蔵しました。本展では、新収蔵作品の中から未紹介作品を中心にその一部を展覧します。作家たちの多彩な表現をお楽しみください。

○会期：7月26日（日）まで

○開館時間：11～19時(入館は閉館の30分前まで)

○休館日：水曜日

○観覧料：無料

新収蔵作品展【終了】

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●（３）ＮＨＫ大河ドラマ特別展「花燃ゆ」萩焼展　●

「花燃ゆ」の舞台をいろどる資料を一挙公開します。

○会期：8月1日（土）～9月6日（日）まで

○開館時間：11～19時(入館は閉館の30分前まで・8/1のみ12時30分開館)

○休館日：水曜日

○観覧料：一般1,200円(1,000円)　65歳以上の方・学生1,000円（800円）高校生以下無料
　　　　　
　　　　　（　　）内は10名以上の団体
　　　　　　
　　　　　ぐんま花燃ゆ大河ドラマ館と共通券も販売します。

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●（４）次回企画展「コレクション+　うちとそと」●

収蔵作品と前橋市ゆかりの若手作家の作品を展示する企画展です。次回は「異質なものとの出会い」をテーマに作品を紹介します。

○会期：8月1日（土）～9月23日（水・祝）まで

○開館時間：11～19時(入館は閉館の30分前まで)

○休館日：水曜日

○観覧料：無料

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●（５）あーつひろば～七夕飾りを作ろう！

アーツ前橋でアートを体験する「あーつひろば」がはじまります。1回目は、アーティストの後藤朋美さんとみんなで星を観察して、七夕飾りをつくります！

日時：7月4日(土)19～21時、7月5日(日)13～18時

会場＝アーツ前橋スタジオ

対象＝両日程に参加できる人どなたでも、先着10組。未就学児は保護者同伴。

申込み＝7月3日(金)までにアーツ前橋へ電話

詳しくは→　http://www.artsmaebashi.jp/?p=5460

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●（６）鑑賞サポーター募集

こどもたちとアート作品の出会いの場をつくる鑑賞サポーター（ボランティアスタッフ）を募集します。美術の専門知識がなくても大丈夫。研修のなかで「対話による美術鑑賞」のスキルを学んでいきます。こどもたちとアートの架け橋となる熱意のある方のご応募をお待ちしております。

詳しくは→　http://www.artsmaebashi.jp/?p=5458

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●（７）アーツ前橋オリジナルグッズの販売を始めました　●

アーツ前橋１階、ミュージアムショップminaでアーツ前橋のオリジナルグッズを販売しております。
・アーツ前橋のパンチングメタルをモチーフにしたまゆ玉（シルク飴入り）　670円
・アーツ前橋のパンチングメタルをモチーフにしたクリアファイル　　　　　216円
・ちょっとしたおでかけに便利でお洒落なエコバッグ　　　　　　　　　　　432円

いずれも数に限りがありますのでお早めにどうぞ！！

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●（８）カフェ　ROBSON COFFEE ARTS MAEBASHI　●

梅雨入りし、雨の日が増えてきましたね。
雨の時期は嫌な気分になりがちですが、そんな時はロブソンでコーヒーを飲んでリフレッシュしましょう。
皆様が、リフレッシュできる美味しいコーヒーをご用意してお待ちしております。

【コーヒーギフト】
ロブソンコーヒーのコーヒーギフトはいかがですか？
ギフトの組み合わせはお好みに合わせて自由に組み合わせることができます。
コーヒー豆のギフトや、コーヒー豆とタンブラーのギフト、コーヒー豆とロブソンお勧めの抽出器具のギフトなどなど、様々な組み合わせでギフトにすることができます！
詳細は店頭スタッフ、又はお電話にてお気軽にお問い合わせくださいませ。

【スペシャルティコーヒー】
ロブソンコーヒーでは世界中の美味しい旬のコーヒーを続々入荷しております。コーヒー本来のフルーツの様な甘味を感じて頂けるように焙煎されたコーヒーを感じてみませんか？きっとやみつきになりますよ！

【コーヒータイムセット！！】
14：00～17：00の時間帯のみ、コーヒーとセットでロブソンコーヒー自慢のスイーツがお楽しみいただけます！
・『コーヒー屋のフレンチトースト』と『ドリンク』で￥1150
・『本日のケーキ各種』と『ドリンク』で￥770
と、リーズナブルでお気軽にコーヒーとスイーツをお楽しみ頂けます。この時間帯を是非お見逃しなく！！！
皆様のご来店心よりお待ちしております！お気軽にお立ち寄り下さいませ！

(店長：橋爪)

【情報発信中】フォロー＆いいね！よろしくお願いします！

Facebook:　http://www.facebook.com/robsoncoffee.artsmaebashi

○営業時間：
月曜、火曜、木曜、日曜・・・10時30分～20時30分
金曜、土曜・・・10時30分～22時

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●（９）ミュージアムショップ mina　●

■１周年ありがとう☆Tシャツフェア
ミュージアムショップminaは、おかげさまで来月7月4日に１周年を迎えます！！今までminaを応援してくださった全ての方に感謝の想いでいっぱいです。そんなありがとうの気持ちを込めて、Tシャツフェアと、楽しいワークショップを企画しています。
◎「Tシャツフェア」７月４日（土）～８月２日（日）
全国各地のエイブルアート作家が描いた超個性的で楽しいTシャツや、群馬出身アーティストましもゆきさんのオリジナルTシャツを多数揃えます！群馬では手に入らないTシャツがずらっと並びますよ。
◎オリジナル缶バッチワークショップ
　自分で描いた絵や写真がそのまま缶バッチになるワークショップ！自分だけのオリジナル缶バッチでTシャツをデコレーションしてみませんか。 （日程や詳細は決定し次第FBにてお知らせ致します。）

その他、夏には欠かせないアートな手ぬぐいや、南相馬モアイのハンドタオル、ハーブの虫除けスプレーなどなど季節雑貨も取り揃えてお待ちしております！

■「小泉明郎―捕らわれた声は静寂の夢を見るー」図録販売中！（￥2,160）
　先日終了した小泉明朗氏の展覧会図録を引き続き販売しております。図録販売前にお越しいただいた方や展覧会を見逃してしまった方、ぜひお求めください。

【商品情報配信中】入荷情報は、随時Facebookにて更新しております。
いいね！よろしくお願いいたします！
Facebook　：　https://www.facebook.com/mshop.mina
○営業時間：１１時～１９時
○休業日　：水曜日（店員：千木良）

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●（10）アートのとびら by 住友館長　vol.21　●

雑誌などでよく見かける、「今生きているアーティストで最も影響力のある10人」のような企画で常連のように挙げられるのがアイ・ウェイウェイ（艾未未）です。1957年生まれの中国人アーティストです。
彼の名前が一般的に広く知られるきっかけになったのは、2008年の四川大地震で多くの子供が校舎の下敷きになって亡くなったことをめぐり中国政府の対応を厳しく批判したときでした。私が彼のことを初めて知ったときは、1997年に北京で今よりももっと厳しい弾圧を受け展覧会を開けなかったアーティストたちが自宅などで行っていたパフォーマンスを記録する本の編集・出版者をしていました。政権側に監視され身柄の拘束や自宅軟禁をされても、それに屈せず行動し自らの考えを発信する姿にはいつも多くの注目が集まっています。2011年4月に北京空港で身柄を拘束されたときには世界中でアイ・ウェイウェイの保釈を求める運動が起きました。
『アイ・ウェイウェイ　スタイル』（勉誠出版、2014年）は、長年中国に通い続け、アイ・ウェイウェイとも個人的な交流を重ねてきた著者が、インタビューも含め、彼がブログや記事などを通じて発信してきた言葉を日本語訳したものです。同じ編著者によるこのアーティストの本が2012年にも出ているので、より近年の発言を集めたものになっています。
その言葉は鮮烈で、ユーモラスで、強い信念と意思を感じさせます。もちろんアーティストなので、言葉ではなく写真や彫刻作品などもよく知られていますが、それらにおいても言葉が大きな役割を持っています。それもそのはずで彼の父親はアイ・チン（艾青）という著名な詩人でしたが、共産党に下放され、屈辱的な生活を余儀なくされた経験を持っています。おそらく反骨精神と力強い言葉には幼少時からの体験が染み込んでいるのでしょう。まさに彼の言葉は、造形作品以上の魅力を放っているようにみえます。この本は、多少同じことが繰り返し記述される箇所が目につく読みにくさはあるが、数々の行動の経緯とともにその言葉の魅力を十分に堪能できるものです。
繰り返し中国政府が弾圧を試みているが、彼の強みはそれでもまったく怯まない態度と、それを世界中につながっている美術関係者のネット―ワークが常に支援し続けていることです。アーティストとして自由に表現し、発言することを求める行動は社会的にも大きな意味を持ちます。それを私たちの時代において彼ほど切実に実践している人はいないのではないでしょうか。

（終）

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