アーツ前橋

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[メールマガジン] vol.24(バックナンバー)

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アーツ前橋 メールマガジン vol.24

2015年10月29日発行

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アーツ前橋では「ここに棲む-地域社会へのまなざし」を開催中です。
建築をテーマに14組の建築家・アーティストによる作品・展示を行っており見所満載な内容となっております。
ぜひアーツ前橋へお出かけください!!

本メールマガジンでは、アーツ前橋の旬な情報をお届けいたします。
お知り合いやお友達への転送、SNSやブログ等への転載も大歓迎です!!

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● INDEX ●

(1)イベントカレンダー

(2)「ここに棲む ― 地域社会へのまなざし」展

(3)滞在制作アーティスト募集中

(4)ダラ・リーヴス滞在制作

(5)あーつひろば参加者募集

(6)カフェ ROBSON COFFEE ARTS MAEBASHI

(7)ミュージアムショップ mina

(8)アートのとびら by 住友館長 vol.25

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●(1)イベントカレンダー ●

■まえばし・バブル建築ツアー
○日時:11月3日(火・祝) 10時~11時30分
○講師:橋本 薫
○集合場所:アーツ前橋
○定員:先着20名(要申込)

■あーつひろば
○日時:11月8日(日)13時~16時30分
○会場:アーツ前橋交流スペース
○対象:どなたでも

■こどもアート探検
○日時:11月8日(日) 14時~
○会場:アーツ前橋ギャラリー
○対象:中学生以下とその保護者
○参加費:無料(要鑑賞券)〔要申込〕

■学芸員によるギャラリーツアー
○日時:11月14日(土) 14時~
○会場:アーツ前橋ギャラリー
○参加費:無料(要鑑賞券)〔申込不要〕

■建築模型制作ワークショップ
○日時:11月23日(月・祝)13時~16時
○講師:橋本薫、藤野高志
○会場:アーツ前橋スタジオ
○対象:小学生以上
○定員:先着20名(要申込)

■アーツ前橋の設計者と巡る美術館ツアー
○日時:11月28日(土) 14時~
○講師:水谷俊博
○会場:アーツ前橋ギャラリー
○参加費:無料(要鑑賞券)〔申込不要〕

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●(2)「ここに棲む ― 地域社会へのまなざし」展 ●

 地域に棲まうこと---これは誰もがあたりまえのように実践していることを掘り下げて私たちの未来を考えていく展覧会です。
 今ここにある問題や環境に目を向ける建築家やアーティストの実践から、私たちのこれからの棲まいを考えることを本展では目指します。

○参加建築家・アーティスト
 アトリエ・ワン+福祉楽団、乾久美子+東京藝術大学乾久美子研究室、Eureka、木暮伸也、木村崇人、小林エリカ、ツバメアーキテクツ、照屋勇賢、藤野高志/生物建築舎、藤本壮介、水谷俊博建築設計事務所、三田村光土里、山極満博、ライゾマティクス リサーチ

○会期:2016年1月12日(火)まで

○開館時間:11時~19時(入館は18時30分まで)

○休館日:水曜日(12月23日は開館、12月24日は休館)、年末年始(12月28日~1月4日)

○観覧料:一般600円、65歳以上の方・学生・団体(10名以上)400円、高校生以下無料
     
     ※障害者手帳等をお持ちの方と介護者1名は無料
     ※会期中割引・・以下のいずれかの条件でご来店の方は観覧料が400円になります。
     
     ①街なかランチ割:前橋市発行の「まちなか楽食マップ」に掲載のお店で食事された当日のレシートをお持ちの方
     ②トワイライト割:17時以降に来館された方

詳しくは→ http://www.artsmaebashi.jp/?p=5911

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●(3)滞在制作 群馬県にゆかりのあるアーティストを募集中! ●
 アーツ前橋では、前橋市で滞在制作を行う、群馬県にゆかりのあるアーティストを募集します。アーツ前橋では、2013年10月の開館前よりアーティストによる滞在制作を実施しており、2014年に滞在制作のためのスペース「竪町スタジオ」を開設しました。今年度より、群馬県にゆかりのあるアーティストを公募し、選考に通ったアーティストには約1ヶ月間前橋市で滞在制作をしていただきます。竪町スタジオでの宿泊料、スタジオ使用料はもちろん無料で、制作に係る費用全般として200,000円を支給します。

募集期間:10月5日(月)~11月10日(火) ※当日消印有効

詳しくは→ http://www.artsmaebashi.jp/?p=6105

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●(4)ダラ・リーヴス滞在制作
 ベルギーからダラ・リーヴス氏を招聘し、竪町スタジオ(前橋市千代田町2-4-26)で滞在制作を行います。ダラ・リーヴスは映像や音を用いながら、都市に介入していく作品を発表するアーティストです。
 滞在期間は11月上旬から約2か月程度を予定しております。制作の過程は随時アーツ前橋のHPに掲載します。
 
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●(5)あーつひろば参加者募集 ●
 アーツ前橋でアートを鑑賞したり、工作を楽しんだり、アーティストと一緒に活動したり・・ひろばのように色々な体験ができるイベントプログラム。
 今回は、“棲む”をテーマに当日出入り自由のプログラムを実施します。
○日時:11月8日(日) 13時~16時30分

詳しくは→ http://www.artsmaebashi.jp/?p=6170

●(6)カフェ ROBSON COFFEE ARTS MAEBASHI ●

もうすっかり秋ですね。
ロブソンコーヒー前の街路樹の葉も紅く色ずいてきました。この季節はやっぱり温かいコーヒーが恋しくなっちゃいますよね。
ロブソンコーヒーのコーヒーはワインやウィスキーを味わうような感覚で味わうことのできる非常に高品質なコーヒー豆を使用しております。当店ロースターがその豆に適した焙煎具合に焙煎しバリスタが一杯ずつ丁寧に抽出しております。是非そんなコーヒーの本当の旨みを味わいにいらしてください。
【スペシャルティコーヒー】
ロブソンコーヒーでは世界中の美味しい旬のコーヒーを続々入荷しております。コーヒー本来のフルーツの様な甘味を感じて頂けるように焙煎されたコーヒーを感じてみませんか?きっとやみつきになりますよ!
【コーヒータイムセット!!】
14:00~17:00の時間帯のみ、コーヒーとセットでロブソンコーヒー自慢のスイーツがお楽しみいただけます!
・『コーヒー屋のフレンチトースト』と『ドリンク』で¥1150
・『本日のケーキ各種』と『ドリンク』で¥770
と、リーズナブルでお気軽にコーヒーとスイーツをお楽しみ頂けます。この時間帯を是非お見逃しなく!!!

皆様のご来店心よりお待ちしております!お気軽にお立ち寄り下さいませ!
(店長:橋爪)

【情報発信中】フォロー&いいね!よろしくお願いします!

Facebook: http://www.facebook.com/robsoncoffee.artsmaebashi
○営業時間:月曜-土曜 11時~20時
      日曜    11時~19時
○休業日 :水曜日

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●(7)ミュージアムショップ mina ●

 新展覧会が始まりました!minaでは関連書籍や関連グッズを取り揃えております。

■展覧会図録、出展作家関連書籍発売中!
◎『ここに棲む』展覧会図録 1,620円(税込)
◎乾久美子「小さな風景からの学び」2,700円(税込)
◎小林エリカ「忘れられないの」2,052円(税込)他
◎上毛新聞社「群馬建築ガイド」1,620円(税込)
などなど、展覧会をより深められる書籍をこの他にも多数取り揃えております。

■『棲む』=インテリアにスポットを当てて、全国の福祉施設で1点1点作られた商品をセレクトしています!身近に取り入れられるインテリア小物で住まいを自分好みにカスタマイズしてみては。
◎工房集:ステンドグラスで出来たペンダントライトやキャンドルホルダーでインテリアをぐっとおしゃれに。
◎ ! style(エクスクラメーションスタイル):工場やアパートメント型のフラワーポットやフラワーベースは全て乳白色で統一され、お部屋の中でスタイリッシュなグリーンスタイルを楽しめます。
◎PastaCloth:廃材として捨てられてしまうはずだったLANケーブルが、タペストリーや、自分で加工してグッズを作れる素材としてのクロスに生まれ変わりました。色とりどりのLANケーブルを新しいインテリアとして生活に取り入れてみてはいかがですか。

その他、秋冬のおしゃれにおすすめの手織りマフラーや、さき織りバッグを入荷しております。展覧会の後はぜひminaにお立ち寄りください。(店員:千木良)

【商品情報配信中】入荷情報は、随時Facebookにて更新しております。いいね!よろしくお願いいたします!

Facebook : https://www.facebook.com/mshop.mina
○営業時間:11時~19時
○休業日 :水曜日

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●(8)アートのとびら by 住友館長 vol.25 ●

先日、アーツ前橋では「ここに棲む-地域社会へのまなざし」展が無事オープンしました。今回の特徴は美術作家だけでなく、建築家も7組参加していることです。「棲む」あるいは地域社会のことをめぐって、現代の若手建築家はどんなことに関心を向けているのかについて触れていただくよい機会になっていると思います。
そのうちの一人、乾久美子さんは前橋市内では共愛学園前橋国際大学のKYOAI COMMONSという、キャンパスの一部が地域に開かれた建物を設計した人です。実際に私がそこを訪れたときも、学生が自習や授業で利用している施設でありながら、スタッフの人が近寄ってきてとても自然な態度で案内をしてくれ、ゆっくり過ごせる場所や食事ができる場所を教えてくれました。
今回乾さんは、群馬県や前橋市内の例を加えて全国でおこなってきた「小さな風景」と彼女が呼ぶ、本来の機能を逸脱して空間を人々が自由に使っている事例を調査しています。しかも、その空間や置かれている家具などの大きさや配置を丹念に測定して、スケッチや図面を並べています。もちろん、これらは今後のデザインに活用されていく可能性もありますが、その目的性を超えてひたすら対象を見つめるという行為が連続していくような展示です。これは、かつて関東震災後に今和次郎が始めた考現学を思い出させます。青森県立美術館などで開催された展覧会の図録として発行された「今和次郎 採集講義」(青幻社、2011年)には、建築家でありながら農家や風俗の調査によってひたすら失われていくかもしれないものへ視線を注ぎ続けた彼の実践が凝縮されているので参考になります。
もうひとつ、隣ではライゾマティクスリサーチがひとりの女性が部屋の中から外出先まで一日の行為をデータに置き換えていく作品を展示しています。現代はデジタル化という可視化のシステムによって、私的な領域にあったものが簡単に公開できるようになっています。これは監視などの恐れを喚起するいっぽうで、ビッグデータなどと呼ばれ新しい技術のために活用されていく可能性も秘めている両義的な問題です。
いずれも、一見無駄と思える行為が積み重なることで、私たちの知りえなかったことを教えてくれる可能性を見出そうとするこの二つの点が魅力です。何か、まとまった形を持つものが展示されているわけではないですが、こうした私たちが見過ごしているような対象を見つめる行為に大きな創造性が宿っていると感じていただければと思います。ぜひ、ご来場をお待ちしています。

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