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アーツ前橋　メールマガジン　vol.25

2015年11月30日発行

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12月5日（土）からアーツ前橋「あかりプロジェクト」が始まります！！
アーツ前橋の外壁をライトアップした楽しい作品です。
ぜひアーツ前橋へお出かけください！！

本メールマガジンでは、アーツ前橋の旬な情報をお届けいたします。
お知り合いやお友達への転送、SNSやブログ等への転載も大歓迎です！！

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●　INDEX　●

（１）イベントカレンダー

（２）「ここに棲む ― 地域社会へのまなざし」展

（３）ダラ・リーヴス滞在制作実施中

（４）あかりプロジェクト《たてもののおしばい》

（５）あーつひろば参加者募集

（６）アーツ前橋運営評議会情報

（７）カフェ　ROBSON COFFEE ARTS MAEBASHI

（８）ミュージアムショップ mina

（９）アートのとびら by 吉田学芸員　vol.26

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●（１）イベントカレンダー　●

■アーツ前橋ロビーライブvol.02　ジャズ
○日時：12月6日（日）13時～、14時30分～
○会場：アーツ前橋交流スペース
○出演：宮之上貴昭、吉岡秀晃
○コーディネーター：鈴木伸一
○料金：無料〔申込不要〕

■あーつひろば　～　ひかりの実を一緒に作ろう！
○日時：12月20日（日）13時～19時
※詳細は（５）あーつひろば参加者募集に掲載

■こどもアート探検
○日時：12月12日(土)　14時～
○会場：アーツ前橋ギャラリー
○対象：中学生以下とその保護者
○参加費：無料（要鑑賞券）〔要申込〕

■学芸員によるギャラリーツアー
○日時：12月19日(土）　14時～
○会場：アーツ前橋ギャラリー
○参加費：無料（要鑑賞券）〔申込不要〕

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●（２）「ここに棲む ― 地域社会へのまなざし」展　●

地域に棲まうこと―これは誰もがあたりまえのように実践していることを掘り下げて私たちの未来を考えていく展覧会です。
今ここにある問題や環境に目を向ける建築家やアーティストの実践から、私たちのこれからの棲まいを考えることを本展では目指します。

○参加建築家・アーティスト
　アトリエ・ワン＋福祉楽団、乾久美子＋東京藝術大学乾久美子研究室、Ｅｕｒｅｋａ、木暮伸也、木村崇人、小林エリカ、ツバメアーキテクツ、照屋勇賢、藤野高志/生物建築舎、藤本壮介、水谷俊博建築設計事務所、三田村光土里、山極満博、ライゾマティクス リサーチ
○会期：2016年1月12日（火）まで
○開館時間：11時～19時(入館は18時30分まで)
○休館日：水曜日（12月23日は開館、12月24日は休館）、年末年始（12月28日～1月4日）
○観覧料：一般600円、65歳以上の方・学生・団体（10名以上）400円、高校生以下無料
　　　　　
※障害者手帳等をお持ちの方と介護者1名は無料
※会期中割引・・以下のいずれかの条件でご来店の方は観覧料が400円になります。　　　　
・街なかランチ割：前橋市発行の「まちなか楽食マップ」に掲載のお店で食事された当日のレシートをお持ちの方
・トワイライト割：17時以降に来館された方

詳しくは→　http://www.artsmaebashi.jp/?p=5911

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●（３）ダラ・リーヴス滞在制作実施中　●

ベルギーからダラ・リーヴス氏が来日し、前橋の街をリサーチしながら竪町スタジオ（前橋市千代田町2－4－26）で滞在制作を行っています。ダラ・リーヴスは時間や映像を主なテーマとし様々な作品を制作しています。
12月27日まで滞在予定ですので、この機会にスタジオに行って彼と交流を深めてみてはいかがですか。制作の過程は随時アーツ前橋の公式サイトに掲載します。

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●（４）あかりプロジェクト《たてもののおしばい》　●

アーティスト髙橋匡太さんによる映像と光の作品です。アーツ前橋の外壁をライトアップし、声と表情を得たアーツ前橋が、この建物がたどってきた歴史や周辺地域の変遷など、建物・地域の記憶をみなさんに毎夜語りかけます。家族や恋人と一緒にお出かけしてみてはいかがでしょうか。
○期間：12月5日（土）～1月12日（火）
○時間：18時～21時
○場所：アーツ前橋外壁

詳しくは→　http://www.artsmaebashi.jp/?p=6328

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●（５）あーつひろば参加者募集　●

アーツ前橋でアートを鑑賞したり、工作を楽しんだり、アーティストと一緒に活動したり・・ひろばのように色々な体験ができるイベントプログラム。
今回はあかりプロジェクトに合わせて、ひかりの実のワークショップやキラキラする材料を取り入れた出入り自由の工作スペースを学芸員とサポーターが講師として実施します。
【キラキラ☆スタジオ】
　○日時：12月20日（日）13時～16時
　○会場：アーツ前橋1階交流スペース
　○対象：どなたでも
　○内容：色々な材料や道具で好きなものを作りましょう。今回はクリスマスに合わせたキラキラした素材を用意しています。
　○参加費：無料　〔申込不要〕
【ひかりの実を一緒に作ろう！】
　○日時：12月20日（日）15時～19時
○講師：髙橋匡太
　○会場：アーツ前橋1階交流スペース
　○対象：どなたでも
　○内容：髙橋匡太さんによるひかりの実プロジェクトのワークショップ。果実袋にオリジナルの笑顔を描いてＬＥＤライトにかぶせ、アーツ前橋周辺の木に展示します。
　○参加費：無料　〔申込不要〕

詳しくは→　http://www.artsmaebashi.jp/?p=6386

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● (６）アーツ前橋運営評議会情報　●

9月28日（月）に開催した第９回評議会の議事録を追加いたしました。アーツ前橋の運営に対する外部有識者の評価や意見が集約されています。

詳しくは→　http://www.city.maebashi.gunma.jp/sisei/519/530/081/p015581.html

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●（７）カフェ　ROBSON COFFEE ARTS MAEBASHI　●

日に日に朝晩の冷え込みも深くなり、暖かい飲み物で体を温め、ほっと一息つきませんか？
当店では自慢のコーヒーはもちろんの事、当店オススメ☆お昼のランチセットもご用意しております！
中でも女性に人気No1.クロックムッシュプレート（\950-ドリンク付き）
1910年にフランスオペラ座近くのカフェで作られたトーストの一種。「かりっとした紳士」という意味で理由は定かではありませんが、一説には食べるときにカリッと音がして上品ではないので男性専用とされてたという…。
ハムとチーズをベシャメルソースを塗ったパンで挟んで、表面を焼いた暖かいサンドイッチです。
熱々のサンドイッチと美味しいコーヒーでお腹も心も癒されてくださいね☆

【スペシャルティコーヒー】
ロブソンコーヒーでは世界中の美味しい旬のコーヒーが続々入荷しております。コーヒー本来のフルーツの様な甘味を感じていただけるように
焙煎されたコーヒーを感じてみませんか？きっとやみつきになりますよ！

【コーヒータイムセット！！】
14：00～17：00の時間帯のみ、コーヒーとセットでロブソンコーヒー自慢のスイーツがお楽しみいただけます！

・『コーヒー屋のフレンチトースト』と『ドリンク』で￥1,150-
・『本日のケーキ各種』と『ドリンク』で￥770-
と、リーズナブルでお気軽にコーヒーとスイーツをお楽しみいただけます。この時間帯を是非お見逃しなく！！！
皆様のご来店心よりお待ちしております！お気軽にお立ち寄り下さいませ！

(スタッフ：吉田)

【情報発信中】フォロー＆いいね！よろしくお願いします！

Facebook:　http://www.facebook.com/robsoncoffee.artsmaebashi

○営業時間:月曜－土曜 11時～20時
日曜　　　 11時～20時
○休業日 ：水曜日

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●（８）ミュージアムショップ mina　●

あっという間に寒さが身にしみる季節になりましたね。minaでは、秋冬におすすめの商品を取り揃えております。展覧会関連グッズも好評販売中です♪ぜひ展覧会帰りにお立ち寄りください。

■展覧会図録、出展作家関連書籍発売中！
◎『ここに棲む』展覧会図録　1,620円（税込）
◎上毛新聞社『群馬建築ガイド』1,620円（税込）
　この他、特別価格で建築関連書籍も冊数限定で販売しております。

■草木染め＆手織りマフラー入荷しました！
　てまひまかけて草木染めした糸を一段一段丁寧に織った、手織りのマフラーは、手作りの温もりが伝わる一品です。赤、緑、ピンク、青…カラフルなカラーは、自然の色とは思えないほど鮮やか。クリスマスが近づく季節、プレゼントにもおすすめですよ。
その他、クリスマスに向けてのギフト提案をしております。お気軽にお立ち寄りください。

【商品情報配信中】入荷情報は、随時Facebookにて更新しております。
いいね！よろしくお願いいたします！
Facebook　：https://www.facebook.com/mshop.mina
○営業時間：11時～19時
○休業日　：水曜日
（店員：千木良）

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●（９）アートのとびら by 吉田学芸員　vol.26　●

現在アーツ前橋で開催中の「ここに棲む」展とほぼ同時期にまちなかで始まった「前橋○○特区　４５days」も先ごろ終了しました。連日まちなかのいたるところでさまざまなイベントが行われ、その間に「前橋まつり」や、昨年から始まった「まちフェス」なども催され、前橋のまちなかは大いに賑わっていました。職種や世代を越えたさまざまな市民がイベントを開催し、参加者となって盛り上がった45日間でした。
もちろん人口密集地の都心であれば、様々な職種で活躍している人材を集めることも、多くの企業から協賛を募ることも容易でしょう。しかし建物も人口も過密しているが故に個々の活動は埋もれてしまいがいです。恐らく同じことを都心で行っても、同じような結果は産まないでしょう。逆にコストを掛けて東京で行っていることと同じことを実施しても前橋は東京の前橋区にはならないはずです。
現在アーツ前橋で開催中の「ここに棲む」展では、乾久美子＋乾久美子研究室が《小さな風景のかたち》を出品しています。東日本大震災をきっかけに始められた日本全国を対象にしたリサーチで、2014年に「小さな風景からのまなび」という展覧会を行い、それまでの調査結果を展示し、これらの物件と調査方法等の解説を含めた、『小さな風景からのまなび　さまざまなサービスの表情』(TOTO出版、2014年)として一冊にまとめられています。
「ここに棲む」展ではこの「小さな風景」リサーチを、群馬県中心に、新たにリサーチしたものを展示しています。興味深いのは、東京にある「シャイン＆毎度屋」と高崎の「０号館」から、東京のなかの地方と、地方都市のはずれにある都会的なサービスを発見したことから、群馬県下を詳細にみることで、こうした都市と地方とが時に反転してしまうような現代の姿がみえてきたと分析しています。私たちの生活は、産業構造の変化に伴い、家族や隣人などコミュニティのあり方も変容してきましたが、乾さんらは、今日の地方をつぶさに見ていくなかで、「さまざまなものやことをおおらかに包容するような、あたらしいヒューマニズム」を見出したことを記しています。
この４５日間をはじめ、いまの前橋を支えている、市民という共通の他人が集まり、それぞれの力で一つへ向かって動き出している点が最大の魅力なのではないでしょうか？
(了)

＊今号より、執筆者が住友館長から吉田学芸員に交代しました。引き続きよろしくお願いいたします。

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