アーツ前橋

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[メールマガジン] vol.1 (バックナンバー)

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アーツ前橋 メールマガジン vol.1

2013年11月15日発行

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アーツ前橋は、2013年10月26日にグランドオープンしました!

準備号を経て本メールマガジンもいよいよ本配信開始となりました。
旬な情報をお届けいたしますので、引き続きよろしくお願いいたします。
お知り合いやお友達への転送、SNSやブログ等への転載も大歓迎です!!

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● INDEX ●

(1)イベントカレンダー

(2)開館記念展「カゼイロノハナ 未来への対話」&地域アートプロジェクト

(3)アーツ前橋サポーター活動中!

(4)メンバーシップ

(5)カフェ「ROBSON COFFEE ARTS MAEBASHI」

(6)ショップ「アートショップ AO アーツ前橋店」

(7)アートのとびら by 住友館長 vol.4

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●(1)イベントカレンダー ●

展覧会だけではなく、様々なワークショップやアーティストトークなどが行われています!
予約が必要なものや会場がアーツ前橋以外の場所もございます。詳細を公式ホームページでご確認の上、ご参加ください。

■11月16日(土)
○アートスクールSコース(サポーター養成講座)
※締め切りを過ぎましたが、若干名余裕があるため、参加希望の方はお早めにアーツ前橋へお電話ください
詳しくは→ http://www.artsmaebashi.jp/?p=1768
○アーツ桑町 展覧会「ワヤン・カルトの世界~神話と共にある日常~」
※主催:芽部、17日まで
詳しくは→ https://www.facebook.com/mebu.maebashi (芽部Facebookページ)

■11月23日(土)
○ファッショントーク 西尾美也
○西尾美也ワークショップ「ファッションの時間」
詳しくは→ http://www.artsmaebashi.jp/?p=2309

○メディカル・ハーブマン・カフェ・プロジェクトin前橋「音楽イベント」
当日は、地元農家の新鮮野菜などを販売するノマド市も同時開催!
詳しくは→ http://www.artsmaebashi.jp/?p=2391

■11月24日(日)
○西尾美也ワークショップ「ファッションの時間」
詳しくは→ http://www.artsmaebashi.jp/?p=2309

■11月29日(金)
○開館記念展 音楽イベント「シェア」(小野田賢三)
詳しくは→ http://www.artsmaebashi.jp/?p=2517

■11月30日(土)
○開館記念展アーティストトーク(牛嶋直子、小泉明郎、山極満博)
詳しくは→ http://www.artsmaebashi.jp/?p=2517

■12月7日(土)
○開館記念展カフェトーク(池田政治)
詳しくは→ http://www.artsmaebashi.jp/?p=2517

■12月8日(日)
○増田拓史「前橋食堂」プロジェクトワークショップ
詳しくは→ http://www.artsmaebashi.jp/?p=2320
○開館記念展アーティストトーク(カナイサワコ、木暮伸也、佐藤正幸、白川昌生)
詳しくは→ http://www.artsmaebashi.jp/?p=2517

12月14日(土) →1月11日(土)へ変更
○開館記念シンポジウム「アートと出会う」
詳しくは→ http://www.artsmaebashi.jp/?p=2517

■12月15日(日)
○磯部湯トーク 伊藤存×幸田千依
詳しくは→ http://www.artsmaebashi.jp/?p=2346

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●(2)開館記念展「カゼイロノハナ 未来への対話」&地域アートプロジェクト ●

■開館記念展「カゼイロノハナ 未来への対話」
アーツ前橋のグランドオープンを飾る本展では、収蔵作品の展示のみならず、地域にゆかりのある美術作家、文学者、音楽家や科学者など幅広い分野の人たちが歴史的に積み重ねてきたクリエイティブな仕事を、現代の芸術家たちが再解釈して作品をつくりあげました。
ただ静かに作品を見るだけではなく、耳をすます、覗き込む、作品の中に入り込む、更には作品を借りる!・・・など、様々な接し方が出来るのも魅力です。

○会期:10月26日(土)~1月26日(日)
○休館日:水曜日、年末年始(12月28日~1月4日)
○開館時間:11時~19時(最終入館は閉館の30分前)
○料金:大人800円、大学生600円、高校生以下無料
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方は無料(付添人1人まで無料)

詳しくは→ http://www.artsmaebashi.jp/?p=2112

■地域アートプロジェクト
アーツ前橋の館外に出て行く地域アートプロジェクトも、「衣・食・住」など日常をテーマにして、活発な活動が行われています。各拠点の観覧は無料です。開場時間をご確認の上、何度でも足をお運びください!

○西尾美也+FORM ON WORDS「ファッションの時間」(きぬプロジェクト)
美術家の西尾美也が代表をつとめるファッションブランド「FORM ON WORDS(フォーム・オン・ワーズ)」が、来年秋の発表に向けてアーツ前橋のためのユニフォームを制作します。「ファッションの時間」では、今後1年をかけてさまざまなワークショップを開催してプロセスを公開していきます。
★大募集!
きぬプロジェクト「ファッションの時間」では、愛着のある服を募集しています。
「ファッションの図書館」の一着として、またワークショップやユニフォームの素材として活用させていただきます。服についてのエピソードを添えて、直接、会場までお持ち下さい。ご提供いただいた服は返却いたしません。
詳しくは→ http://www.artsmaebashi.jp/?p=2309

○増田拓史「前橋食堂」(ダイニングプロジェクト)
横浜、代官山、石巻の各地で家庭の味を探索してきたアーティスト・増田拓史が、前橋で「思い入れのある家庭料理」を探し、記録していきます。プロジェクトのゴールとしてレシピブックレットを発行します。
アーツ前橋のアーカイヴスペースでは、紹介展示を行っています。
詳しくは→ http://www.artsmaebashi.jp/?p=2320

○磯部湯活用プロジェクト(マチリアルプロジェクト)
昨年閉業した磯部湯にて、アーティスト伊藤存と幸田千依が滞在制作を行っています。
詳しくは→ http://www.artsmaebashi.jp/?p=2346

○アーツ桑町(マチリアルプロジェクト)
アーティスト・藤浩志とアートスクール受講生の発案で、空き店舗を改修し、昨年度完成したスペース。
街のなかで活動する市民団体が登録し、活動拠点として使用しています。
アーツ前橋の開館記念展期間中も、登録団体が展示やトークなどの公開イベントを開催していきます。
詳しくは→ http://www.artsmaebashi.jp/?p=2284

○アーツ前橋オープン記念フラッグ(マチリアルプロジェクト)
アーツ前橋のオープンにあわせて、前橋中心商店街協同組合が行うセールののぼり旗、街路灯フラッグを制作し、デザインをアーツ前橋開館記念展に出品するアーティストが行いました。それぞれの通りで違うデザインをお楽しみください。
詳しくは→ http://www.artsmaebashi.jp/?p=2284

○EARTHSCAPE「メディカル・ハーブマン・カフェ・プロジェクトin前橋」(ガーデニングプロジェクト)
人型のガーデンで、効能がある薬草をそれぞれの体の部位に植栽している「ハーブマン」を11月24日まで設置しています。
詳しくは→ http://www.artsmaebashi.jp/?p=2391

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●(3)アーツ前橋サポーター活動中! ●

アーツ前橋サポーターとは、アーツ前橋で開催する企画や事業のボランティアでお手伝いをする人たちのことです。
現在は10代~60代まで幅広い年代の方々が集まって、活動しています。
あなたもサポーター活動を通して、アーツな輪を広げてみませんか?
詳しくは→ http://www.artsmaebashi.jp/?page_id=194

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●(4)メンバーシップ ●

メンバーシップは、アーツ前橋の活動を支援しながらアートをもっと身近に楽しんでいただくためのプログラム。
グランドオープンより受付を開始しました。
展覧会入場無料やメンバー向けイベントへのご招待など、さまざまな会員特典があります。

詳しくは→ http://www.artsmaebashi.jp/?page_id=113

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●(5)カフェ「ROBSON COFFEE ARTS MAEBASHI」 ●

ロブソンコーヒーでは今が旬の2種類のスペシャルティコーヒーをご用意してお待ちしております。
飲み方、抽出方法はお客様のお好みに合わせてお選びいただけます!
ラテアートのされた見た目でも楽しめるカフェラテもオススメです!
 
ランチタイム(11:00~14:00)では週替わりの当店自慢のボリューミーなサンドウィッチとおいしいコーヒー・カフェラテなどがリーズナブルにお楽しみいただけます。
 
パティシエの作るオリジナルケーキもオススメです!
なかでもアーツ前橋開館記念展にちなんでお作りしたケーキ、『カゼイロノハナ』がご好評頂いております。期間限定ですのでこの機会に是非ご賞味ください!
 
皆様のご来店心よりお待ちしております。(店長:橋爪さん)

○営業時間:
月曜、火曜、木曜、日曜・・・10時30分~20時30分
金曜、土曜・・・10時30分~22時

○休業日:水曜日、年末年始(12月28日~1月4日)

詳しくは→ http://www.artsmaebashi.jp/?page_id=33

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●(6)ショップ「アートショップ AO アーツ前橋店」 ●
 
「五感で楽しむアートショップ」 

アートショップ AOでは現在、開館記念展「カゼイロノハナ 未来への対話」に関連した商品を取り扱っております。

◎予約受付中!
「カゼイロノハナ 未来への対話」図録(11月下旬発売予定) 定価:2,400円+税
AOアーツ前橋店で購入された方へ会場限定特典として、クリアファイルとエコバッグをプレゼントいたします。

○展示作品関連商品・・・ 萩原恭次郎の活版印刷カード(マニアッカーズ デザイン)
ましもゆき 複製画カードやTシャツ 他
 
その他、展覧会関連商品、美術書籍、デザイン雑貨等多数ございます
ぜひ、展覧会を鑑賞した後はアートショップで小さな作品を持ち帰りませんか?(店員:鈴木さん)
 
【商品情報配信中】フォローよろしくお願いいたします!
Twitter: https://twitter.com/AOartsmaebashi1

○営業時間:11時~19時
○休業日:水曜日、年末年始(12月28日~1月4日)

詳しくは→ http://www.artsmaebashi.jp/?page_id=33

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●(7)アートのとびら by 住友館長 vol.4 ●

現在開催している開館展「カゼイロノハナ 未来への対話」は、この地域に根差した美術の歴史を振り返ろうとする試みです。これは、東京や欧米だけが求心力を持ち得た時代から、もっと価値が多極化する時代への変化を反映したいと考え企画したものです。実際に、1990年代以降は欧米の美術シーンでも自らの立場を見直す大きな変化が見られます。

自国の美術を高く価値づけることに貢献してきたニューヨーク近代美術館でさえもこのことを強く意識しています。From Postwar to Postmodern, Art in Japan 1945-1989: Primary Documents.は、同美術館の企画で昨年出版され、日本の戦後美術をその時代に書かれた作家の文章や評論を通して振り返る本です。私自身も編集者の一人として参加しましたが、近現代の日本美術研究をするうえで貴重な資料になるはずです。同美術館は、すでに東欧、南米、中国などの美術を深く知るための出版物を刊行しており、そのシリーズのひとつとして編まれたのですが、かなりの資金と時間を費やしていると感じました。日本語でも類書がないような本です。歴史文化的な背景が英語圏の人たちに知られるようになることで、おそらくその膨大なコレクションのなかでもあまり活用されてこなかった地域の作品が持つ資産価値が上がることを見越して、同美術館は事業に投資しているのです。

実際に、近年の英語圏における日本の戦後美術への注目には驚くべきものがあります。この本も、半世紀近くの歴史を網羅し、表現ジャンルも横断的に紹介することで読者が体系的に理解できるようになっているので、作品がつくられた文脈を理解できる助けになるでしょう。

他にも編集の作業を通して感じたのは、これまでは欧米との共通性を認めることで作品の価値がつくられてきたことが多かったことです。その逆に、日本で活動してきた作家の作品が持つ独自性を説明するのはなかなか難しいと思います。この行方にはグローバル化によって文化が均質化される危険がきっとあります。だから、日本の文化に関心を持つ人を増やして、この非対称な関係を変えていく必要があるのではないでしょうか。

また、日本の作家や評論家が使った難しい概念的な言葉を英語に置き換えるのも、なかなか困難な作業です。しかし、完全な翻訳はほぼ不可能だとしても、別の文化による言語によって言い換えられることで、逆に作品を理解するための見通しが良くなるような場合もあります。

発表された時には一部の人しか関心を向けなかった作品が、こうして少しずつ知られていき、色々な人によって評価を与えられていく過程は、実にスリリングな出来事です。日本の美術が他の言語で語られるとき、そのような〈対話〉に作品が置かれているとも言えるのかもしれません。

(終)

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